解剖学的アプローチ | 世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

Ken Yamamotoは世界を股にかける腰痛治療家であり腰痛研究家でもあります。
 『世界中から腰痛をなくしたい』
この想いからKen Yamamotoオリジナル治療法『Ken Yamamotoテクニック(KYメソッド)』ひとつをひっさげ、
世界中からのオファーに応える。

解剖学を学ぶことは治療を学ぶ上で
無くてはならないものだ。


ある気功家の先生が言った。

「私はね、解剖学とか知らないから逆に良かった。
知っていたら関連性を考えてしまい
治療法に揺らぎが出てしまう。私は気功家なのだから
痛い処を狙って気功をするコトに専念すればいい」

この気功家はコトあるごとにこのセリフを言うんだ。

そして、その前には必ず解剖学的な質問がある。


「山本くん。足の付け根に気功をするとね、
足全体があったかくなるんだよね。
僕の気功を受けてみるかい?」


「あぁ、それはね足の栄養血管つまり動脈は一本、
そしてそれは足の体温をも司るから足の付け根というか
鼠蹊部を温めると当然足全体があったかくなるよね。
僕もおんなじコトで来ますよ。」


「そうか、解剖学知らなくても治療
できる僕はナカナカのものだな!」

とか、どこまでも前むきな自称気功家M

駆け出しの治療家は治療するのが楽しくて仕方ない。


Level3の患者様を治して、
さもLevel4や5を治して
かのように表現する。


でも、それは俺も通って来た道。
気持ちはよくわかるんだ。

あなたは

知っているだろうか、
鼠径靱帯とは実は靱帯ではなく腹膜が
クルリと内側に丸まったものであることを。



知っていただろうか、
腸脛靱帯は実は靱帯でなく筋膜が
分厚くなったものに過ぎないということを。



知っていただろうか、
僧帽筋よりも前鋸筋の方が面積が大きいコトを。


知っていただろうか、
上腕二頭筋長頭と小胸筋は腱などで連結し
あっており互いに影響しあっているコトを。



おれはね、全部知らなかったよ
こんなコトは参考書に書いてないからね。

こういう解剖学を知っているのと
知らないとでは当然に治療効果も
治療方法を編み出すスピードも違ってくる。


つまり腸脛骨靱帯がコリコリならば
他の大腿下腿をさすればイイかもしれない。
何故ならば腸脛骨靱帯は筋膜の
固くなったものにすぎないからだ。

周りを緩めれば当然腸脛骨靱帯も
緊張がほぐれるかもしれないからだ。

解剖学は解剖学の参考書で勉強するべきだ。

それが終われば解剖学の参考書
にはない実物で勉強するべきだ。



残念ながら日本では治療家は
学べない時代になってしまった。

人体解剖が出来るのは医師または
医学部生のみになってしまったそうだ。

解剖学を好きだ嫌いだと言っているのは
いい治療家になるのを拒否
しているようにみえて仕方が無い。

て、Dr.上村が言っていたよ(゚o゚;;

教えるの上手だけど顔が真面目
過ぎて怖いからなぁ上村先生は。

あっ、俺?
バンコクで着実に成果を出しているよ!

昨日はバンコクで一番デカイ
寺の坊さんにあって来たよ

このおじさん、このデカイお寺のNo.2らしい。
僕のコトをやたらと気に入ってくれているんだ。


それもそのはず、この坊さんは腰痛で入院していたんだ。
酷い腰痛だったようで普段は車イス生活。


今からリハビリ室へ行く間際に俺が現れて、
なんだかんだやっているうちに車イスから立たせ、
歩かせ、走らせるまで15分ほどでミルミルよくなり、
付き人も理学療法士もあんぐりしていた。


その時の日記はコチラ
http://www.ken-yamamoto.com/?p=3769

で坊さんは次の日退院して俺に
ずっと会いたがっていてくれたらしい。


今日は右肩が痛いというから解剖学的に
アプローチしてみて肩が
悪いのではないコトがわかり、
菊池雄星くんと同じく股関節
を調節して肩を直してきたよ。



坊主は相当に驚き、次は沢山坊主を
用意するからなおしてくれと言うんだ。


俺は、坊主だけじゃなく
一般の腰痛も治したいよ。と言った。


その代わり、フィリピンの孤児院の
子供達に募金してくれよ!と頼んだよ。

俺には両親に捨てられた沢山の
子供がフィリピンにいるんだ。

彼らの為にも働きたいと想っている。

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