9月19日(月・祝)は、
横浜より大木道代先生をお迎えして
「山の草木で植物の繊維を染めてみよう!」
ワークショップを開催しました
→後ろで現場監督がチェック中w
染めるときに繊維が絡まらないよう
ていねいに、繊維を準備します。
いよいよ染色スタート
火間土の店主Iさんも見に来てくれました。
まずは、日本各地の山に自生する
ミカン科の落葉高木、キハダから。
板井原の山にも生えていますが
最近は鹿の被害が多いそうです。
近所のHさんが、畑に生えていたものを
このワークショップのために
切ってきてくれました
キハダは胃薬にもなるので
いまでも薬屋さんから
売ってほしいと言われるとか。
貴重なものをありがたいです。
さっそくキハダの染液に
繊維の束を投入〜
ちゃんと染まるかな。
お次は、ちょっとめずらしいところで
アカネ科のつる性多年生植物
日本茜をチョイス☆
一般的に染色用に売られているのは西洋茜で
なかなか手に入らない日本茜は
けっこう貴重です。
綺麗な赤色になりました。
分布している植物ということなので
山や野原などを探してみれば
意外に見つかるかも
板井原は獣に食べられる可能性大、
ということで
我が家では畑で育てていますw
こちら秋を代表する味覚、
栗も染色で活躍してくれる強い味方。
今回はイガを使いましたが
渋皮煮を作るときにでる
茹で汁を使ってもOKだそうです
最後は、、、
実はクサギで染めたかったのだけど
前日に試し染めしてみたところ
まだ実の熟しが足りないみたいで
濃い色に染まらなかったので
きゅうきょ藍の生葉染めに変更
茎の部分を取り除いて
葉っぱだけをとります。
ミキサーにかけて染液をつくり
繊維を浸し染め。
休憩タイムには、みんなで楽しく
おしゃべりしながら自己紹介
いろいろな参加者のみなさんとの交流も
ワークショップの楽しみのひとつです。
じゃーん。
色とりどりに染まりました
染色サンプル用に
ちいさなわらじにまとめて
最後に残っていたみなさんと記念撮影
(先に帰ってしまった方ごめんなさい!)
今回も和気あいあい素敵な方がたくさん
参加してくださいました。
雨のなか本当にありがとうございます。
お会いできるのが毎回とっても楽しみです。
みなさん、一日おつかれさまでした。
大木先生、ありがとうございました。
またお気軽に遊びにきてくださいね