山苧(ヤマオ)の苧ひき | 草の縁

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草の糸をつくったり。草の糸で織ったり。草木で染めたり。
そんな“ものづくり”と“しぜん”をキーワードに
つらつらと書いていきますので、末長くよろしくお願いします。

我が家で繊維をとるために育てている
苧麻(からむし)は
もともと全国各地に自生する植物。
 
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福島県の奥会津昭和村では
野生のからむしを
「野がらむし」といいますが、
ここ鳥取県の板井原集落では
「ヤマオ」と呼ばれているそうです。
 
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今日は、近所のN子さんが
畑のなかに生えているヤマオを
刈り取ってくれるというので
ありがたくいただいて
試しに苧ひきしてみました。
 
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お、おおきいびっくり
一輪車から倍以上はみだしていますアセアセ
 
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かたつむりも一緒に
荷台に揺られて。
 
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こちらの畑のヤマオは
もう草というより木のような大きさです。
 
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自分の背丈よりはるかに大きいヤマオを
慣れた手つきで刈り取っていくN子さん。
かっこいい〜ラブラブ
 
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リンちゃん♀オッドアイ猫も憧れのまなざしキラキラ
 
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刈り取ってきたヤマオを
一輪車からおろして。
 
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葉っぱと枝をとりのぞいた茎は
乾燥しないよう川の水にさらして。
 
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茎の芯と表皮をはがす
苧はぎをスタートルンルン
 
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しかし、成長しすぎてしまったからか
枝が多すぎるのか途中で切れてしまって
長い繊維がとれませんタラー
 
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とりあえず苧ひきしてみる。
 
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なんとか繊維はとれました。
自然のワイルドな色合いがいいかんじ
ですが、、、
 
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がんばって全部ひいてみたけど
これしかとれなかった〜えーん
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ヤマオの刈り取りは8月では遅すぎる!
ということを実感。
来年は6月末か7月アタマくらいに
挑戦してみようかな。