からむしの苧ひきと糸績みワークショップ@智頭町 | 草の縁

草の縁

草の糸をつくったり。草の糸で織ったり。草木で染めたり。
そんな“ものづくり”と“しぜん”をキーワードに
つらつらと書いていきますので、末長くよろしくお願いします。

草縁6月のワークショップは、
からむし(苧麻)の苧ひきと糸績みです。

開催日:6月5日(日)
時間:10~16時
場所:板井原集落(草縁)

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苧麻は、縄文前期にはすでに
縄や布などの繊維として
利用されていたという歴史の古い植物。

福島県奥会津の昭和村で育てた
極上のからむしは、
夏の着物として有名な
越後上布や小千谷縮の糸となります。
沖縄ではブーと呼ばれるそうで、
やはり夏の着物の宮古上布などの
原料となります。

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茎の部分から

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なかの芯と
外側のかたい皮をとると

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きれいな繊維になります

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細く裂いてつなげれば
麻糸のできあがり!

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他の植物の繊維のように
煮たり蒸したり
発酵させたりという作業なしで
刈り取ってすぐに苧ひきできるし
日本全国けっこう
どこにでも生えている雑草なので
(もちろん畑で育てたものよりワイルドな繊維になりますが)
自宅でもやりやすいのではないかなー
と思います(^∇^)

まだ若干名空きがありますので
興味のある方は、ご連絡くださいね。

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