ミツマタの森 | 草の縁

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草の糸をつくったり。草の糸で織ったり。草木で染めたり。
そんな“ものづくり”と“しぜん”をキーワードに
つらつらと書いていきますので、末長くよろしくお願いします。

森のなかにミツマタが群生してるよ~
と近所のおじいちゃんに教えてもらったので
さっそく見に行ってきました。

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おおっおねがいラブラブ
咲いてる、咲いてる!
ひと昔前は和紙の原材料として栽培され、
桶で蒸して繊維をとり、
集落の人たちの貴重な
収入源となっていたというミツマタ。

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繊維をとらなくなった今も、
杉林のなかでひっそりと
その生を受け継いでいます。

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日陰ではじっと身を潜めていますが、
まわりの木の枝を落として
日がさすようになると、
いっきに花開くのだそうです。

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あたり一面に白い花が咲き誇り、
童話の挿絵のような幻想的な景色ですキラキラ

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しばし時間を忘れて深呼吸~照れ

かつて板井原の集落では、
夏に麻を桶で蒸して繊維をとり、
冬に同じ桶でミツマタを蒸して
繊維をとっていたそうです。
今年の冬は、ぜひぜひ
ミツマタの桶蒸しをやってみたいなあ。。。