ライターの先輩夫妻のご縁で、
栃木県珂川町馬頭の
乾徳寺へ行ってきました。
お目当ては、仏彫師の
岡倉石朋さんが制作したという
「ほほえみ立木観音」の
開眼入仏法要です。
岡倉さんは、おじいさんが
岡倉天心の弟さんなのだとか。
刺子のような羽織りもキマってます!
か~っこい~☆
乾徳寺はもともと武茂城主の菩提寺。
四季折々の美しい自然と
ほほえみにあふれた素敵なお寺です。
お寺の参道にある
樹齢330年のサワラの大木が
伐採されたのは、昨年3月のこと。
奇しくも東日本大震災が発生する
5日前のことだったそうです。
岡倉さんは、
震災の犠牲者の供養と復興を願い
高さ2mの切り株に
観音様を彫りはじめました。
それから約1年……。
いよいよ開眼です!
![アップ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
目を入れる岡倉さん。
観音様のまわりには、
百体のかわいらしいほとけ様たち。
これら百体のほとけ様は
誰でも奉納できるようになっていて
建立費の一部は震災の復興支援として
寄付されるんだとか。
やさしくほほえむ立木観音様。
これからずーっと訪れる人たちを
あたたけ見守っていくのですね!