4月8日はお釈迦様の誕生日。
お隣のお寺さんでは、
花祭り(灌仏会)が
ひっそり行われていました。
草花で飾った花御堂に
灌仏桶を置いて
誕生仏の像を中央に安置し、
柄杓で甘茶をかけてお祝いします。
たくさんのお花できれいに飾られた
小さなお釈迦様。
甘茶をかけたらうれしそう?!
甘茶をかけるのは
お釈迦様の誕生時、産湯のために
9つの竜が天から清浄の水を注いだ
という伝説に由来するのだそうです。
参拝者のための甘茶も
用意されていたので
私も機織りの合間に、
ちゃっかりいただいてみると
♪(´ε` )
あ、あま~い!
和漢薬として知られる
甘草のお茶なんだけど、
葉っぱを少量煮出しただけで
甘味料など一切入れていない
というから驚き。
精進料理をつくるときも
砂糖のかわりに重宝されるとか。
もちろん、整腸作用など
からだによい効能もあるそうです。
近所の人も
毎年楽しみに飲みにきます。
こういう行事が残ってるって
なんだかいいな、と
心がほっこりしました。