柝の音が鳴って、いよいよ「壽曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」の幕が開いた。正月やおめでたい時に演じられる曽我ものは初めて観たが、衣装や動き、舞台全体が様式美という印象。

ここで最初の幕間。仲間とふたり、辨松さんのお弁当を開ける。
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おかずとお赤飯のバランスがよく、量も幕間に食べるのにピッタリ。美味しかった~割り箸

二幕目は、打って変わって喜劇「身替座禅」。若い愛人に逢いに行きたい主人が、恐い奥さんを何とか騙して出かけようと一計を案じるが…という古今東西皆が楽しめる一幕。これを菊五郎さんの主人、吉右衛門さんの山の神(奥さん)という大御所ふたりが真面目な顔で演じるのだから、観ている方は可笑しくて堪らない。夜の部はこの二人で「勧進帳」。よく考えたなあ。対比が面白い。また、勧進帳が観たくなってきた。