さて、今日観るのは、ハガキの先行予約で当たった第一部。

演目は、「鞘當(さやあて)」、舞踊劇「喜撰(きせん)」、そして中村吉右衛門の当たり役「俊寛」。

「鞘當」は、登場人物も3人(+2人)と限られているし、時間も短い。ストーリーがどうとかじゃなく、歌舞伎らしさ、絵面の美しさを愉しめる一幕。

二幕目の「喜撰」。坂東三津五郎さんの願人坊主が見た目も踊りも面白くて、舞踊が得意でない私でも思わず引き込まれる。

後半登場する所化は十七名。若手俳優の皆さんが、後ろに控えている時は三津五郎さんに熱い視線をむけている。それぞれの表情を双眼鏡越しに観ていて、こうやって勉強していくんだなあと感じ入った。

若手が踊り始めた、と、大向こうから掛け声がかかる。そこで「天王寺屋!」のひと声。中村鷹之資くんのお父さんの富十郎さんが亡くなられてもう3年近く経つのだろうか。うちの倅と同じ歳なので、やっぱり気になってしまう。頑張ってほしいなあ。

ここで幕間。今日のお供は歌舞伎座名物「めでたい焼き」200円。中に紅白の餅入りで餡も甘すぎず美味い。
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