雨のためか、歌舞伎座地下の木挽町広場は大混雑(o_o)

何かかさばらないお土産をと思い、これから観る勧進帳の弁慶の描かれた手ぬぐいを選んだのだが、レジがこれまた結構な行列。思ったよりは時間かからなかったけど、アレはそのまま持ち逃げされても分からんぞ、と心配になる。

さて、観劇した第三部は「盛綱陣屋」と「勧進帳」。
photo:01



「盛綱~」は2日目に我慢できずににひひ幕見で観ていたし、勧進帳もここ半年ほどで3回目なので、楽しみつつも父のことを気にかける余裕があったのはよかった。

盛綱は2時間以上の長い演目なので、正直言うと、父も寝ちゃうかな~と思っていたんだけど、オペラグラス片手にしっかり観てるメガネ。子役の切腹の場面からのクライマックスでは、腰を浮かせたりして、芝居に入り込んでいるようだった。

幕間の「緞帳」4種の紹介。
photo:02

photo:03

photo:04

photo:05



二幕目は「勧進帳」。
幕が開いてすぐ、富樫が入ってくる。「かように候者は、加賀の国の住人・富樫左衛門~」と始まる訳だが、第一声から菊五郎さんの素晴らしい声にグッと引き込まれる。

そして、何と言っても、幸四郎さんの弁慶が素晴らしい。最後、全ての危地を脱し、ひとり感慨に耽る弁慶の表情がいい。転瞬、バババッとツケが鳴って、飛び六法での引っ込み。

今回は何とか知力と気力で凌いだが、次はどうなるか分からない。それでも主君・義経のために闘い抜くのだ。覚悟も新たに明日へ向かう漢の姿が胸を打つ。いや、単純にカッコいい!

父も凄い迫力だったと感心しきり。いや~喜んで貰えて本当によかった。