昨日は本当に冷たい雨の1日。
でも朝早くから手直しの為に出瓶者は上野へ。この花展に出瓶する時、毎朝の手直しが意外と大変でそして大切なのです。

花展会場は暖かくて、場所によっては風があったり乾燥していたり。昨日まで元気だったのに夜中のうちに何かあったのか朝になったら花がクタッとしている時もあるのです。

それなので、朝のオープン前の手直しは行かないと行けないのです。実際は何も無くても、万が一何かあったらって、夜中ずっと考えて毎回寝付きが悪くなるのです。

と言うことで、朝のこなちゃんの朝の手直し。下向いた花を挿し直したり切ったり加えたり。



こなちゃん
自由花 『イースター』
春の花を沢山集めて


いけばな展は置くスペースのサイズはあれこれ。その中で小品自由花のスペースは縦横高さが50cm以内に収める小さな作品を作るのです。小さくてもいけばならしい作品を作るのです。

こなちゃんも下の作品の真紀さんの作品も小品です。真紀さんは小さな器に投げ入れの自由花をいけられました。


私の持っていたロイヤルコペンハーゲンの紫陽花の器に、紫陽花の新葉を添えて、プフレニュームとグリーンのラナンキュラスで、なんともシンプルで美しい作品を作り上げられました。



私はというと。
じゃじゃーん

自由花 


去年八丈島へ行った時。植物の植え付けを手伝いに行った時ビニールハウスの脇に見たことのない巨大なタマシダを発見したのです。

大きくて長くて元気で青々。
これいけてみたい〜と思っていて、そこからずっと沸々と考えていました。

今回それを作品にしてみました。


かなり異彩を放っていた作品だったので、沢山の方が足を止めてくださいました。「なんだこりゃ〜!」って足を止めちゃったんでしょう。ヨシヨシ。私の思惑通り。



花展会場には可愛い花がたくさん並んでいます。昨日はあの雨の中QUEENSFLOWERのアレンジメントの生徒さんと、みつえちゃんとひとみちゃんと、いけばなの生徒さんとが見に来てくださいました。




そして、夕方には撤花。まだまだ美しい花の作品も終わりです。

そしてすぐに入れ替えでいけこみ。ここからのスピードの早いこと。
昨日は4人の生徒さんが作品を作り上げました。どんな作品になるのでしょう。


本日と明日は彼女と彼の作品が並びます。是非お天気の良い本日上野へ行かれてお花みてください。





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