先週の目黒での支部花展から早いもので1週間。随分と昔の事の様な気持ちです。
 
写真をゆっくりと見返していくと、みんなとても上手だなと。1つとして見劣りする作品が無く、教えていて鼻高々な気持ち。
 
週末に桃の節句を迎えた事もあり、先週のお稽古には「桃の生花」のお稽古をしました。枝に桃の花がポンポンと咲いていて可愛らしいのですが、ちょっと触るとぽろぽろと落ちるのです。桜の花は落ちないのに桃は見事に落ちていく。机の上に花が落ちているのを悲しみに暮れながら皆でお稽古しました。
 
正風体生花
桃一種生
 
 
 
それと先週は可愛いリアトリスが手に入ったので、お二人には寸胴と呼ばれる竹の筒の器を使って配りでいけて頂きました。
 
正風体生花 鼎
リアトリス七本
 
(そして写真見て気がついた。鼎の向き逆)
 
正風体生花 寸胴
リアトリス九本
 
 
上の↑作品2つは、リアトリス七本と九本。
生花一種生では奇数でいけていきます。
 
中心から前後の数、中心から左右(陰陽)の数を揃えると、自ずと3.5.7.9.11と、奇数になるのですが、その数によって、幅や奥行き大きさ、そして器まで変えていくのです。
 
その辺りを覚えていくにはリアトリスの花材はぴったりのお稽古花になります。
 
 
そして昨日池坊初めての方が体験のお稽古に来てくださりました。
 
同じリアトリスを入れての自由花
リアトリスで線の構成を考えていけて頂き、そこに好きな花を選んで頂きました。
 
紫のリアトリスに黄色のミモザ。
色の配色もバランスも素敵です。
 
自由花
リアトリス、ミモザ
 
 
 
さて、さて、今からちょっと出かけています。
 
 

 

 

 

 
 
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