ボタニカルアートとは
ボタニカルアート(botanical art)とは
「ボタニカル」植物学的なという
意味の言葉と
「アート」芸術・美術という
二つの言葉が組み
合わさった言葉で
ボタニカルアートとは背景を
着色せず花瓶や鉢などは
描かずに植物をリアルに描く絵のこと
しかし、ボタニカルアートは
植物をリアルに描くものですが
決して写真をコピーしたような
存在感とは違い、
植物のもつ自然の美しさと、
人にしか描けない、どこか
オリジナルな感性や特長が
にじみ出る。そんな2つのものが
融合し、表現されたものが
ボタニカルアートの魅力だと
感じています。
植物画の始まり
植物のリアルに描かれたモチーフは
古く、エジプト・アッシリア・
クレタ・ギリシャ・ローマにおいて、
建築、陶器、貨幣などの文様として
用いられたが、植物画の歴史につい
ては、多くの書物がかかれており、
簡便に記述できるものではありません。
大航海時代には、新大陸、
新地域のあらゆるものに
対する好奇心が高まり、
多くの探検家や商船は各方面の
専門家や画家を同伴し、
それらの地域の人種、習慣、動物、
風景、植物などを描かせました。
多くの植物が薬草として人々の
病気の治療や健康増進
に役立てられていますが、
どの植物が有効であり、そして
葉、実などのどの部分が効果的
であるかを判断する必要があり
植物界には猛毒を持つ種も多いので、
どれが薬草でどれが毒物か
は言葉で伝達されることも
ありましたが、図譜として参照され
判断されることになり、
それが植物画の効用の第一歩に
なりました。
このように、
植物画は植物を見分ける
ための資料として
植物の特徴を捉え描かれていました。
古いボタニカルアートは
ほぼすべての植物が
根・茎・葉・花の諸器官が
描かれており
葉や根が協調されて描かれることが
多かったのです。
が多く作られるようになっていった。
そして、その豊富な記述と
図による情報量によって、
制作後1000年間も高度な
利用価値を保持した
歴史的な「植物図譜」となって
いったのです。

色付けされているものや、
色付けされていないものもあります。

植物画の黄金時代には宮廷画家の
ピエール・ジョセフ・ルドウテなど
のトップアーティストによる
華麗で魅力的な植物画が王侯貴族の
注目を集め、大変高価な
植物図譜が作られるようになっていく。
科学的な薬用植物図譜とは違い、
収集や鑑賞の対象
となるもので、生け花や鉢植えと
同様にインテリア
としての効用が認められている。
ボタニカルアートは
資料的なものから芸術性の
高い絵画として人気を
集めていったのです。


多くの方々が
ボタニカルアートの楽しさを知り、
ボタニカルアートを通して
植物のもつ生命観や
自然の美しさを
理解できる素晴らしいものだと
CHIEKO OKI
BOTANICAL ART
Watercolor






























































































