息子をバス停まで送って行った時の話。
いつもは3.4人くらいしか待っていないのにバスを待つ人が階段に列をなしている。
ちょうど先頭にいたおじさん(おばさんの私がいうのも変ですが60代後半くらい?)が電話をかけています。
『9:00に約束をしている〇〇です。バスを40分待っているのですが事故なのかまだ来ないので・・・』と話してします。
時間は8:40。
息子は8:43のバスに乗るのですがきっと1本前のバスに乗るために待っていたのだろうなーと容易に想像がつきました。
息子が乗るバスは120キロ先から来るので時間通りに事は皆無(たまに時間通りにくると焦ってしまう)最大で20分くらい遅れる事もあります。
既に10分遅れていました。
先頭のおじさんは痺れを切らしたのか高速バスの階段を降りて行きました。
「車で行く事にしたのかな?」
なんて思っていました。
しばらくするとバスの姿が見えました。
かなり並んでいるので乗れないかも
(高速道路を走るのバスは着席しなければいけません。乗れないと次のバスに乗る事になります)
到着したバスはいつも乗るバスの色と違いました。
やっぱり前のバスが遅れていたんだな・・・
と思いました。
かなりの人が並んでいましたが
全員無事にバスに乗る事が出来ました。
バスに手を振り階段を降りて行くとさっきのおじさんが慌てて階段を登って来ました。
既にバスは出発していました。
おじさんが
『なんてこった』
と呟きました。
こんなことあるよな〜と思いながら
あのおじさんどうしたかな?と想像しました。
数分後にいつも息子が乗るバスが来るはず。
なんなら8:58のバスもすぐに来るけど・・・。
『なんてこった』
と呟いたおじさんの言葉がしばらくリフレインしていました。
私も『なんてこった』
って思う日は年に何回か遭遇します