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齋藤飛鳥さんの卒業コンサートに行ってきました。
約11年と8ヶ月、その集大成。そしてその終焉と二度目の始まりを告げるこのコンサート。
改めて、その感想を書こうと思います。
拙い文章になりますがよろしくお願いします。
齋藤飛鳥卒業コンサート感想
齋藤飛鳥さんは乃木坂に詳しくない方でもその名を知っている人が多い乃木坂46の1期生最後の『エース』
その困難の道を僕はファンになるまで知りませんでした。
握手会の列はガラガラで、アンダーと選抜を行ったり来たりの日々。
決して順風満帆ではなく、繊細な時期に人よりも何倍もキツくツラい道を踏み締めていたと思います。それは僕たちが見えないところでも。
それでも『信じた道を真っ直ぐに歩いていく』制服を着ていた飛鳥さんの最後の舞台。
一発目の『ジコチューで行こう!』
齋藤飛鳥さんはどんな時も自分を曲げずに『マイウェイ』を歩いてきた。その人の卒業コンサートなのだ。
『シンクロニシティ』『インフルエンサー』では『スターで不思議な齋藤飛鳥』を表現していた。
『絶望の一秒前』では乃木坂配信中の生放送の伏線回収、1期生2期生のいない新体制の乃木坂でも『星は確かに見える』という飛鳥さんと5期生のメッセージ。
『I see…』そして『トキトキメキメキ』ではポップな曲調の中に卒コンにあった深い歌詞があり明るくさらっといなくなりたいという意図があった選曲だと思う。
そしてアンダーを多く経験している齋藤飛鳥さんのセンター曲『扇風機』そして『Against』アンダーメンバーと歌う『アンダーって凄えんだぞー!』を体感した。
そして『映像研』オリジナルメンバーでの披露は最後になる『ファンタスティック3色パン』🍞🥐🥯も飛鳥さん節全開で『やっぱあしゅりんだな!』ってなりましたね!
『なぞの落書き』を岩本蓮加さん、筒井あやめさんの1期、3期、4期の最年少メンバーで披露!
蓮加さん、あやめさんの落書きもキュートでした。
遠藤さくらさんとの『他の星から』はファンから『飛鳥の子』と呼ばれている飛鳥さんが自分と重ねて支えていた遠藤さくらさんが二人で並び立ちパフォーマンスをしたこと、最後に自分から離れていったこと。『遠藤さくら』としての覚悟を感じました。
そして『制服を脱いでサヨナラを…』を飛鳥さんのことが大好きな伊藤理々杏さんとデュオから入った。
この後の『あらかじめ語られるロマンス』との関連性がエモーショナルだ。
そして『ロマンティックいか焼き』とロマンティックな選曲に盛り上がる。
与田祐希さんが孤立しないように首を絞めたり(文章だけ見るとすごい💦)していた飛鳥さん。与田さんの言葉だったりが飛鳥さんの『大きな背中』がメンバーにとっても、とても大きなものなのだなを感じました。
3期生の山下美月さんがライブ煽りをする『ガールズルール』は白石麻衣さんのライブ煽りが名物の夏曲。1期生が去ることを実感し、時の流れを感じたが乃木坂のメンバーはキラキラとした笑顔でファンを迎えた。
『SME乃木坂ビル』から名付けられた『乃木坂46』は赤坂と青山通りの間にあることから乃木坂カラーは紫。その青山通りなどがある『Route246』のセンターを歩く齋藤飛鳥さん。この曲は飛鳥さんが「T.Kに乃木坂の曲を作ってもらいたい」と秋元康さんにお願いしたことがきっかけだったと明かした。
その主人公は今日をもって卒業してしまう。
そんな『ありがちな恋愛』のその結末はどれも同じなのか…と考えてしまう。
そしてソロで飛鳥さんが大好きな曲『地球が丸いなら』を歌った。
その後、1番のサプライズ。『人は夢を二度見る』を披露。
山下美月さんと久保史緒里さんセンターの曲はどこか卒業する飛鳥さんへ送る曲へと今日限りの変化を果たした。
その後『帰り道は遠回りをしたくなる』では『強くなりたい』『好きだったこの場所』『今日も明日もここにいたくなるな』と思う飛鳥さんが『でも行くんだ 戻れなくても』と『大事な別れだ』というメッセージ。
そして『サヨナラの意味』を歌う意味は飛鳥さんが大尊敬しているあの方にあるだろう。『サヨナラに強くなれ』という言葉はよく泣いていていた自分へのメッセージかそれともメンバーへのメッセージか…
齋藤飛鳥さんを好きになる、その切ない入り口は卒コンで涙が溢れるほど切ないものだった。『裸足でSummer』
『人はみな弱いんだ』それは齋藤飛鳥さんを含む全ての人。『Sing Out!』ファンとの合唱もcrapも素敵な音色と一体感だった。
そして満を辞して披露されたのは、ライブで最初で最後のオリジナルメンバーでの披露となった31stシングル表題曲である『ここにはないもの』だ。この曲は齋藤飛鳥さんの卒業曲として提供された最後の楽曲。『強がりとばれてしまう』のは愚かなのかは本人しか知らない。
アンコールの後の飛鳥さんのスピーチ。
学校がツラい時の居場所だった『乃木坂46』。だんだんと甘えられる場所が無くなり、梅澤さんも心配していたと明かす。そんな飛鳥さんの思いを聴いたあと、飛鳥さんが母に向けて歌ったのは『硬い殻のように抱きしめたい』
ラストスパート!『僕だけの光』は『裸足でSummer』に収録されている曲。飛鳥さんの中の光、そして僕たちファンだけの光の飛鳥さん。
続いて『ロマンスのスタート!』
終わってしまうことを実感して涙した。好きになったスタート地点を思い出して。
1期生がいる最後の『おいでシャンプー』。
乃木坂の初期の曲だけの不思議な感覚と、終わりと始まりが両立された曲にときめいた。
ファンの「ナカダカナスカ」コールも約11年の味があった。
そして最後は『ジコチューで行こう!』
色んな困難や経験をしてきて乃木坂46に人生半分お預けした飛鳥さんの今までの思いはメンバーの思いと重なって奏でられた。自分を信じて自分の道を歩いた齋藤飛鳥さんは新たなフェーズに突入する。それが『マイウェイ』だからだ。
『やりたいことをやれ ジコチューで行こう!』
その心からの叫びを最後に天使となって乃木坂を去った。
そして「明日から恋愛するかもしれませんね!」
「誰かの『俺の嫁』になるかもしれませんね!」と会場を沸かしてユーモアのある終焉とした。
日付けが変わり最後の1期生齋藤飛鳥が卒業し、1期生のいない乃木坂が始まった。
🕊️そして齋藤飛鳥さんは伝説のアイドルとなりましたとさ。
『いってらっしゃい』
つづく…
くえぶろぐ(40)🕊️🤍🩵