【今週のくじらのメルマガ】
定期購読者急増中
【くじら結婚相談所】
【くじらの愛の朝活、今週のアーカイブ】
どうしても見ておきたい映画があった
世界の巨壁に単独・無酸素・未踏ルートで挑み続け、2021年には登山界最高の栄誉であるピオレドール生涯功労賞をアジア人として初めて受賞した日本を代表するクライマー・山野井泰史に密着取材したドキュメンタリー。
「人生クライマー」
友人と二人で行ってきました
圧巻でしたね
始まって30分くらい、引き込まれ過ぎて口が開きっぱなしだった
たった独りで7000メートル以上の氷壁に挑むのは、山野井さん曰く「体中の内臓が全て腐っていくような恐怖と孤独に包まれる」という
いつ死んでもおかしくないという状況の中、今の自分に何が出来るかと淡々と考えて歩みを進めていく
極限状況の連続、リアル過ぎる映像の数々
これは本当に沢山の人に見てほしい映画ですね
死生観みたいなものが変わる人もいるんじゃないかな
終わってから友人と二人で映画の感想を話していたんだけど、印象的だったのは山野井さんの「目力」
もう57歳なのに、とにかくキラキラしてるんですよね
何度も死にかけているのに「次はあの山に挑戦したい」と嬉々として話す
高山の過酷な環境で体や肌にかなりのダメージを受けているはずなのに、めちゃくちゃ若く見える
友人が「人間はいくらオシャレや美容に気を使っても目力がない人は老けてみえる気がするんだよね」と言っていた
これは確かにと頷きましたね
目に希望が宿ってるかどうかで、年齢や人の印象なんてあっという間に変わってしまうんでしょうね
下を向いて婚活している人がうまくいかない理由も目力にあるのかもしれない笑
そして、もう一つ印象的だったのは山野井さんがとにかく明るいんですよね
死を身近に感じているせいなのか、生きてるってことを全身で噛み締めて味わってる気がする
生に感謝があるんでしょうね
こんな過酷な挑戦を繰り返す人だから、世間からは変わり者扱いされることも多いんだろうけど、見ているうちに人間らしさを失っているのはむしろこちら側なんじゃないかなと思えてくる
そのくらい動物的に素直に「人間」をやってる気がするんですよね
都会で現代的な暮らしをしているほうが病的な気もしてくる
そして、この映画では奥さんとの自然体な夫婦愛も描かれている。(奥さんも登山家である)
「嵐のような結婚生活」なんて表現があるけど、何千メートル級の雪山でガチの嵐に巻き込まれて夫婦で雪崩に飲み込まれるなんて経験をしている山野井夫婦の普段の関係性は驚くほど穏やかだ
この映画を文章で表現することは不可能だ。そのくらい映像が凄過ぎる。
まだ公開中なので、興味ある人はぜひ
あなたの目にも力が宿るかもしれない
オレはそう思っちゃうんだよね
恋愛マスターくじら
映画「人生クライマー」の映像の一部です
【本日の noteです】
今だけ無料で読めます(^^)