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かい(奥さん)がずっと観に行きたいと言っていた劇場版「きのう何食べた?」の朝イチの上映に行ってきた
久々の映画デートだ
オレ自身はドラマ版の「きのう何食べた?」を序盤しか見ていないので、かいに付き添って観に来た感じだ
感想から言うと、ここ最近観た映画の中じゃ一番よかった
もうね、終始賢二(内野聖陽)の人柄に心震えますよ
これといって大事件が起こるわけじゃないんだけど、日常の中に起こる何気ない心の動きをとても丁寧に描いている作品
ネタバレしないように書くのが難しいけど、最後のシーンで史郎さん(西島秀俊)と賢二が桜を見ながらのセリフ
「『綺麗だね』って伝えられる人がそばにいるっていいね」
これが二人の愛の全てを表している気がする。
オレも毎日のように愛のコラムを書いたり、恋愛カウンセリングをしている中で、これをいつも感じる。
美味しいもの食べたり、綺麗な景色を見ることだけが目的ではなく、その感想をすぐそばにいる最愛の人に伝えられるってことが幸せなのかなって
笑って泣いて、時にはケンカをして、良いも悪いも全てを共有していく
人生の中にそういう関わりがあるってこと自体が豊かだなっていつも思う
自分の心の動きを受け止めてくれる人がそばにいるってことに感謝しかない
もう一つだけ、オレが心震えた劇中の賢二のセリフを言わせて欲しい
「誰かが嬉しそうにしてるのって何かいいじゃん」
このセリフの前後の流れを観てもらえればわかるんだけど(これは是非映画館で)、そこには嫉妬や苛立ち、受け止めきれない悲しみなどの感情が入り混じった言葉なんですよ
でも、それを全部踏まえた上で賢二は言うの
「誰かが嬉しそうにしているのって何かいいじゃん」
もうその悲しみと優しさの絶妙に混ざった表情に涙腺崩壊
人それぞれ抱えているものや、抑えきれない弱さみたいなものがあったりするけど、それでも理由はどうあれ「人の嬉しそうな顔っていいよね」って言えちゃう賢二の心の有りようが堪らなかった
人間の美しさみたいなものがそこにある気がする
映画を見終わってから、かいと美味しいランチでも食べるつもりで朝ごはんを抜いてきたんだけど、
胸いっぱいで二人とも全然食欲がなかった笑
どうやら胸いっぱいだとお腹は減らないらしいw
それでも、一応軽く食べようと二人でランチして、映画を見て起こった心の動きを一気に伝えた
オレにとっての最愛の人は、一緒に嬉しそうな顔をしてくれていた
こんな時間が長く続けばいい
オレはそう思っちゃうんだよね
恋愛マスターくじら