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M1グランプリで「錦鯉」が優勝した。
ボケの長谷川さんは50歳。
オレは10代から芸人を始めていて芸歴が長いので、年齢はオレの方が下だが、長谷川さんは後輩だ。
「錦鯉」時代よりもその前のピン芸人時代や、前のコンビ「マッサジル」時代の方がよく一緒になっていた記憶がある。
本当にあのまんまの人で、純粋でおバカなおじさん。
なんか普通に会話しているだけでも、こっちがずっと笑っちゃうような妙な真っ直ぐさがあるw
お笑い界は狭いので、この歳になると売れていく人は大体知り合いだ。
50歳の知り合いがこんな大ブレイクをしたのは初めて見たけど笑。
このブログは恋愛ブログなので、後半ちゃんと恋愛の話になりますのでもう少しお笑いの話を我慢してくださいw
M1って毎年すごく盛り上がるんですよね。視聴率もいい。
その一方で、ピン芸人の大会のR1ぐらんぷりはここまでは盛り上がらない。
オレは何年も本気でR1の優勝を狙っていた時期があったので、この理由を結構考えた。
それで気づいたのが、漫才はコンビでやるものだから、そこにドラマが生まれるんですよね。
今回も50歳の長谷川さんを43歳のツッコミの渡辺くんが誘ってコンビを組んだなんてエピソードにはドラマを感じる。
50歳のおバカなおじさんを43歳の渡辺おじさんがM-1決勝の舞台に連れていってあげたいと思ったという。
優勝が決まった瞬間二人は抱き合い、ツッコミの渡辺くんはボケの長谷川さんの耳元で「ありがとう」と囁いたそうだ。
これだけでもうるうるきてしまう。
それに比べてピン芸人は一人で勝手に頑張ってるだけだから、そこにドラマは見えにくいんですよね笑。
こういうのって恋愛も同じだと思う。
恋愛って二人でするからそこにドラマが生まれる。
一人で生活していても色々あるけど、やはり二人で暮らしている方がドラマは起こる。
良いことも悪いことも二人分の感情がごちゃ混ぜになるから自然とドラマが生まれてしまうのだ。
夫婦で晩ご飯を決めるだけでも「たまには外で食べちゃう？」とオレが言っても
かい（奥さん）「いや、そんな浪費はいけない！私が作るよ！」って、ちょっとした感情の波があったりする笑。
小さいのから大きいのまで毎日何かしらのドラマは生まれちゃうからね。
片方の感情を受け取る側の人間がいるから物語になる。
恋人や夫婦のパートナーはあなたの人生の物語の最高の語り手なのは間違いない。
漫才師の相方と一緒で、誰よりも共有しているからね。
漫才師みたいに誰かに見せる必要はないけど、今日も二人だけの感情やドラマはあったと思うんだよ。
その波が起きてるだけでもあなたの人生はだいぶ豊かだと思う。
日々の小さなドラマを大事にしてほしい。
お互いの感情を受け取り合ってほしい。
すべては二人だけの愛のドラマだ。
オレはそう思っちゃうんだよね
恋愛マスターくじら
錦鯉おめでとうございます
【本日のnote】
長谷川さんが辞めなかった理由もここにあるかもねw
