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ばあちゃんが亡くなった。
98歳。
あと1ヶ月で99歳だったそうだ。
大往生だ。眠っている間に息を引き取ったらしい。
コロナ前に会えたんだけど、頭もしっかりしていて、90代とは思えないくらいハキハキ喋るのが印象的だった。
小さい頃は、うちの実家とばあちゃんの家は繋がっていて、オレはばあちゃんの家の一室を自分の部屋として使わせてもらっていた。
ばあちゃんはよく漫画や映画などに描かれるような小さくて丸っこい優しいおばあちゃんという感じではなく、細身で背の高い、口の悪い婆さんだった笑
てか、うちの父方の家系は口が悪い笑
ばあちゃんはめちゃくちゃストレートにモノを言う人だった。
出された料理も不味かったら「不味い」って普通に言う人。
人の悪口なんかもよく言っていた記憶がある。
人の悪口を言う人の方が長生きするってデータがあるらしいが、まさにばあちゃんだ笑。
好き嫌いもはっきりしていて、やたらとかい(奥さん)のことを気に入っていた。
「あの嫁さんはいい」ってよく言ってた。
大して絡みもなかったので、「何がそんなにいいの?」と聞いてみると
ばあちゃん「綺麗だから」
見た目のみ。ストレート笑。
正直すぎて性格が悪くさえ見える潔さによく笑ってしまったw
改めて考えると大正生まれのばあちゃんは本当にすごい時代を生きた人だと思う。
終戦後からiPhoneまで経験してるわけだからね。
大正、昭和、平成、令和。4つの時代を生きた人。
テレビも家電もなかった時代からインターネットまで経験したわけだから、その変化は面白かったんじゃないかな。
そういえば、ばあちゃんはオレによく「いつテレビ出るんだ」って聞いてきたけど、出ても別に嬉しそうなリアクションするわけでもなかったなw
なんか冷めてるというか、クールなんだよな笑
早くにじいちゃんを亡くして長いこと独りだったけど、特に寂しい感じもなかったしな。
哀愁みたいなものがない。
なんか書いていてスゲー変なばあちゃんな気がしてきたw
悲しい雰囲気が似合わない人なんだよな。
最後もばあちゃんらしく、淡々と見送ってあげよう。
ばあちゃんよ、安らかに。
オレはそう思っちゃうんだよね
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