【くじら結婚相談所】
【恋愛マスターくじらの公式LINE】
恋愛マスターくじらの公式LINEへの相談
「自分は一切悪くない、何も間違ってない」と言い張る彼
《相談内容》
くじらさんに是非聞きたい。
思いやりって何ですか?
相手の立場、気持になって考え行動することなんだと思っていますが、彼と喧嘩するたび、彼は自分は一切悪くない、何も間違ってない、と言い張ります。
私は喧嘩はお互い様がほとんどだと思うので、自分が気をつけなければ行けなかった点はどこなんだろうと探して、その点については謝ります。
でも彼は、俺は悪くない、と言い張り、自分の主張を曲げようとしません。
彼の言うことも理解できるのですが、こちらの気持ちや状況を少しは分かってもらいたい、とお願いしても、お前の言い分なんて聞かない、くだらない、と言われてしまい、結局は腑に落ちないまま、なんとなく仲直りし、また数日後に同じようなことで喧嘩を繰り返してます。
こちらの気持ちや状況を説明しているのに、それを分かろうともしない、ってどうなんでしょう?
そもそもそう私が思うこと自体、間違っているのでしょうか?
是非、アドバイス下さい
【くじらの恋愛相談】
どこまで相手に介入するかによって変わってくるだろう。
人間関係の基本は、自分の問題と相手の問題を分けて考えることだ。
恋人だからといって相手の問題に介入しすぎるとおかしなことになる。
例えば、彼に犯罪者の友人がいたとして、その友達と付き合うなというのは相手の問題に介入してしまっている。
その友達と付き合いを続けるかどうかは彼が決めることであって、あなたが介入することではない。
この場合、「私が不快だから思いやりを持て」というのは何の理由にもなっていない。
道ゆくラフなファッションの人に対して「ジャージ着てる人を見ると不快になるから私の前で着ないで」と言っているようなもので、ほぼ当たり屋に等しい。
「私が不快だから」を正当化してしまう人が多いが、これは大きな勘違いだ。
あなたの気持ちと彼の行動は関係ないのだ。
人は誰でも自由に生きる権利を持っていて、あなたがそこに介入しすぎなケースもある。
一方で、彼があなたの問題に介入しているにも関わらず、意見を押し通してくる場合は彼の暴力となる。
例えば、「オレは納豆が嫌いだからオレの前で納豆食べるな」は暴力だ。
彼が不快かどうかは関係ない。
これは彼があなたの問題に介入しすぎなのだ。
どうしても匂いが苦手とかならお願いベースじゃないとおかしい。「匂いが苦手なんだよね。お願いだからオレがいない時に食べてもらってもいい?」とかだ。
「オレが不快なんだから思いやりを持て」という態度はおかしいのだ。
あなたにも納豆を自由に食べる権利がある。
恋愛はそこに「好き」という感情が入るから、ここをごっちゃにしてしまう人が多い。
「私が好きなんだから思いやりを持て」は無茶苦茶なのだ笑。
彼とあなた、どちらの問題なのかよく考えてみるといい。
彼の問題ならば、介入せずに尊重し、あなたの問題なのであれば、彼に介入しすぎなことを伝えればいい。
ここを押さえておきながら、冷静に話し合えばいいのだ。
思いやりとは、関係性を維持するために自分の感情をコントロールすることなのだ。
オレはそう思っちゃうんだよね
【補足】
今回の相談はそこまで深刻ではないだろうが、一応補足しておこう。
「私が不快だから」を正当化する危険性についてだ。
「私が不快だから、お前は存在するな」は完全な人権侵害だ。
当たり前だが、あなたにとって不快な人も存在していていい笑。
嫌いなタレントを誹謗中傷したりするのもこの発想から生まれている。
「不快だから」を理由に、暴言や暴力を奮うのは犯罪なのだ。
恋人間や家族間でこれを行えば、社会的にはDVと言う。
ここに気付いていない人も多く、物言わぬDV被害者も大勢いることだろう。
他人を尊重できず、他人の問題に介入しすぎると言うのは実は怖いことなのだ。
「私が不快だから」と攻撃してくる人は、被害者のふりをした加害者なのだ。
暴力を受けている人は自分を守る術を身に付けるか、逃げた方がいい。
暴力は人を壊してしまう。
傷を放置せずに自分を守り、話し合いで愛を作ろう。
オレはそう思っちゃうんだよね
恋愛マスターくじら
小川軒のレーズンサンド
※昨日はYouTube生配信、たくさんのご参加ありがとうございました
時間帯で参加できないという方もいらしたので、次回はちょっと開始時刻を変えてみようかなとも思っております
【本日のnoteです】
今日も一緒に愛のお勉強のお時間です♪