「インスタ離婚」

 

 

 

 

これは実際にあったちょっと怖い話だ。

 

 

 

 

 

家族よりもインスタを優先してしまい、家庭を崩壊させてしまった女性がいた。

 

 

 

 

家族との現実の時間よりもインスタなどのSNSの世界に依存してしまったのだ。

 

 

 

 

家族のために料理を作るのではなく、インスタに上げるために料理を作る。

 

 

 

 

 

旦那さんや子供との食事中も、ずっとスマホをいじっている。

 

 

 

 

 

インスタに載せるところだけ部屋の掃除をし、家族の生活は後回し。

 

 

 

 

とにかくインスタのフォロワーが増えることが生きがいになってしまっていた。

 

 

 

 

不特定多数の人から求められることによって、自分を特別だと思い、価値が上がったような気になってしまう。

 

 

 

 

地に足をつけて現実世界を生きている人にとっては、「なんのこっちゃ」という話だろうが、こういう人が実在するのだ。

 

 

 

 

人から求められることによって自分の価値を感じる人はメンタルを病みやすい。

 

 

 

 

現にこの彼女も、しょっちゅう体調を崩して仕事をドタキャンし、メンタルを病んでいた。

 

 

 

 

インスタの画像も恐ろしいほど加工している。

 

 

 

 

アゴを細くしすぎて逆におかしなことになってしまっていた笑。

 

 

 

 

人の価値というのは、他人から求められる度合いによって変わるようなものではない。

 

 

 

生まれたままの自分を受け入れればいいだけで、価値が上下するようなものではないのだ。

 

 

 

 

フォロワーがゼロだろうが100万だろうが、自分の価値など変わらないと思えるのが健全な人の世界観だ。

 

 

 

 

求められることに価値を感じると、それで他人の価値を判断するようになる。

 

 

 

 

 

「この人は私と同じくらいのフォロワーだから価値がある人だわ。彼女はフォロワーが少ないから価値のない人間。」こういう差別的な思考が生まれてくる。

 

 

 

 

 

芸能界でもこういう人をたくさん見てきた。売れてる売れてないってことをイジって笑いにするのはいいと思うが、ガチで売れてる方が偉いと思い始めたら終わりだ。

 

 

 

 

特別な人間などいない。自意識が暴走するのは非常に恐ろしいことだ。

 

 

 

 

 

この「フォロワー数=自分の価値」という考え方はそのまま自分にも返ってきて、フォロワーが減ってきたら、自分の価値がなくなってると感じ、さらにインスタに執着するようになる。

 

 

 

 

会ったこともない人に対して依存を始めるのだ。

 

 

 

 

 

目の前には確実に彼女を愛していた家族がいたのにも関わらず。

 

 

 

 

 

架空の世界に深く深く潜り込んでしまった彼女。

 

 

 

 

インスタの世界だけで自分を必死に良く見せようと嘘を重ねていく。

 

 

 

 

人間は本来の自分と、他人から見られている自分のイメージに差があればあるほどストレスを感じるという。

 

 

 

 

つまり、自分をよく見せるほど自分が苦しくなっていくのだ。

 

 

 

 

メンタルはどんどん悪化し、それでもインスタに執着を続ける彼女に対し、旦那さんはついに離婚を切り出したそうだ。

 

 

 

 

 

この旦那さんは世間一般で言えば、かなりの高スペックな人だった。

 

 

 

 

何不自由ない生活を送れていたのだが、彼女が見ていたのはインスタを通してのセレブ妻だと思われる自分だけだった。

 

 

 

 

旦那さんや家族のことなど見ていなかったのだ。

 

 

 

 

オシャレな服を着ている自分、オシャレな料理を作る自分、セレブな生活を送る自分。

 

 

 

 

自意識が肥大してしまうのは恐ろしいことだ。

 

 

 

 

大事なものが何も見えなくなってしまう。

 

 

 

 

オレは本物の売れっ子を何人も知っているが、自分が特別なことをやっているという意識の人はあまりいない。

 

 

 

 

 

エンタメの世界は運だし、自分の代わりなんていくらでもいると思ってる人が多い。

 

 

 

 

 

てか、そう思ってないととんでもない天狗になってしまう笑。

 

 

 

 

オレも芸人になりたての頃は、自分を特別だと思いたくて、とにかく大きなことをしたかったのを覚えている。

 

 

 

 

 

自分がやっていることは大きなことであり特別で、小さくて地味な作業をバカにしていた。

 

 

 

 

 

今考えれば本当に愚かだったと思う。

 

 

 

 

地味な作業ができないやつに大きなことなんてやれるわけもない。

 

 

 

そして、そもそも仕事に大きいも小さいもない。

 

 

 

 

全ては自意識が肥大したことによる幻想だったのだ。

 

 

 

 

彼女は離婚後もキラキラ女子を演じ続けているらしい。

 

 

 

 

フォロワーさんによって、彼女の心が満たされる時がくるのだろうか。

 

 

 

 

忘れてはならないのは、そのフォロワーさん一人一人にも現実の人生があり、皆現実の家族や仲間を大事にしているということだ。

 

 

 

 

 

誰一人として、家族よりもインスタグラマーを優先する人などいないだろう。

 

 

 

 

 

目の前の人を大事にできない人が、不特定多数の人に優しくできるはずもない。

 

 

 

 

彼女に幸あれ

 

 

 

 

オレはそう思っちゃうんだよね

 

 

 

 

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お散歩で突然歩かなくなる、のりたま(愛犬パグ )






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