プロポーズ







かいにとって特別なものにしてやりたいな






友達のプロポーズの話を嬉しそうにするかい






そんなかいを見る度にそう思っていた






でも以前このブログにも書いたがサプライズは誕生日にやってしまっている








これを越えていくのは中々ハードルが高い(笑)






それでも特別なものにしてあげたいという一心で考えた






毎日毎日考えた






お笑いのネタなんかそっちのけで考えた(笑)





どうしたら喜ばせることが出来るか





どうしたら驚かせることが出来るか





かいはどういう人間なのか





今までどんな会話をしたか




何が好きで何が嫌いなのか





一生懸命思い返した





一つのアイデアがオレの中に浮かんだ






これならきっと喜んでくれる




よし、これでいこう





時は3月6日





ちょうどバレンタインデーにかいに手作りのチョコレートをもらっていたのでそのお返しにホワイトデーの食事会をしようという名目でかいをあるお店に呼び出した





このお店は後輩のダブルネームのジョーに教えてもらっていたお店でとても美味しいイタリアンを出してくれる





初めてのお店にテンションの上がるかい





美味しいイタリアンを食べて上機嫌





ここで




オレ「ホワイトデーのお返しはこれだけじゃないんだ」





かい「え?なに?びっくり





オレ「はい、これプレゼント」






かい「あ!これこの前の!!びっくり





以前かいと一緒に買い物に行った時にかいが可愛いと言っていたネックレスを別日にこっそりそのお店に行って買ってきた




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オレ「こないだ可愛いって言ってたから」





かい「ありがとうチューこんなに美味しいご飯にプレゼントまであるなんてチュー




オレ「じゃあ帰ろうか照れ







かい「うん爆笑美味しかった爆笑ごちそうさま」





ここまでは前フリ





ネックレスは2000円もしないプチプラw





まさに「サプライズのフリはサプライズで」だ







ここからがプロポーズ大作戦





オレ「この近くにちょっと寄りたいとこあるんだよね、行っていい?」





かい「いいよおねがい






神楽坂の赤城神社へ





オレ「ここは縁結びの神様なんだよ照れちょっとお参りしていこうよ」





かい「へぇー!お参りする!ラブ





夜だったので人の気配はあまりなく、とても静かだ





オレ「お参りの前にちょっと待って。実は今日かいに手紙を書いてきたんだ」





かい「え?手紙?!びっくり





オレ「今から読むから聞いてね」




かい「うん…」






オレ「かいへ…」






この日の為に手書きの6枚綴りの手紙を用意していた





手紙の最後に「かい、結婚しましょ」を添えて





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読み終わって顔を上げると号泣しているかい





オレ「オレは色々あってかいを不安にさせることも沢山あったから、かいへのプロポーズは神様の前でどうしてもしたくてね」




かい「えーんえーんえーん




オレ「かい、手出して」




かい「え?」






オレ「これは婚約指輪。かいのイニシャルKのデザインのイニシャルリングだよ」





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かい「これずっと欲しかったやつえーんなんでくじくじがこんなの知ってるの?えーん





オレ「前にクロエが好きだって話してたのを覚えてて探しに行ったんだよ照れこれかいに似合いそうだなと思って照れ





かい「くじくじえーん





オレ「これからもよろしくね照れずっと一緒だよ」





かい「ありがとうえーんずっと一緒にいるえーん






オレ「じゃあおウチ帰ろうか照れ一駅だし、歩いて帰ろう」




かい「うん照れ







歩いて自宅のマンションへ





オレ「あれ?うちの親からメールが来てる。渡したいものあるから家に寄って欲しいって」




うちの親は同じマンションの上の階に住んでいるのでこういうことは良くある




かい「くじママまた何か美味しいものくれるのかな?ラブ




オレ「そうかもね(笑)ちょっと寄ってから部屋戻ろう」





両親が住む部屋に到着





リビングの扉を開ける




かい「すいません、お邪魔します…」





「結婚おめでとう!」






かい「…」





絶句するかい




かい「なんで?え?なんで?」





そこにはかいのご両親、かいのお兄ちゃん、そして僕の弟夫婦、僕の両親がみんなでお祝いする為にご馳走を用意して待ち構えていてくれた





かい「え?なんで?なんでいるの?





かいのお父さん「なんでいるかわかるか?くじら君が連絡くれて今日プロポーズするからみんなでお祝いしてくれって計画してくれたんだよ。お前は本当に幸せ者だ照れおめでとう」





大号泣するかい






くじママ「かいちゃんおめでとう爆笑良かったね〜爆笑はいこれお花♪」




かい「ありがとうございますえーん





オレ「みなさん突然の連絡にも関わらず集まって頂きありがとうございます照れかいはずっとこの部屋に来る度に私だけ家族じゃないって悲しんでました。今日からもうみんな家族です。これからもよろしくお願いします笑い泣き





かい「えーんえーんえーん





かいのお父さん「かい、今日のこの会はくじら君のおかげで実現したんだ。くじら君にお礼を言いなさい」





かい「くじくじありがとうえーんでも何でみんないるの?お兄ちゃんまでえーん





かいのお兄ちゃん「お前の為にわざわざ仕事早めに切り上げて来たんだぞニヤリ





かい「ありがとうえーん




全員「おめでとう!!良かったね爆笑さぁみんなで乾杯しよう爆笑




ここからはもう宴会です爆笑





かいは泣きながら宴会に参加していました





素敵な時間でした





みんなの優しさに溢れた時間がずっと流れていました




このプロポーズをする際に僕はずっと考えていました




かいはどんな人なのか?




何をしたら一番喜んでもらえるのか?




その時に思ったんです




かいはとても家族思いの人だ




今回のプロポーズはそんなかいにとって大切なご家族に協力してもらおうって




そして、プロポーズは大成功に終わりました





宴会も終わり、僕らは自分達の部屋に戻りました





リビングの扉を開けるとテーブルの上には僕のサインが入った婚姻届




かい「もうどれだけ泣かせるのーえーん




オレ「かいもサインして照れ




かい「わかったえーん




オレ「かい、コレ見て」
   





iPhoneの画面をかいに見せる





動画が始まる





「かいちゃん、くじらさん、結婚おめでとう!」





かい「やだ!え?みんな何で?!えーん




そこにはかいの親友たちからのおめでとう動画






オレ「かいのお友達に連絡して動画送ってもらったんだよ照れみんな子供もいて忙しいのにすぐ送ってくれたよ照れかいは愛されてる」




かい「みんなえーん




オレ「はい!コレで今回のサプライズは全部終了!もうないからね!(笑)特別なプロポーズになった?」





かい「なったえーん絶対忘れないえーんくじくじ好きドキドキ




オレ「かい好きドキドキ




【恋愛をする能力は人間誰しもに備わった基本性能だ。愛する人のことを本当に考えれば人類全員恋愛マスター】




オレはそう思っちゃうんだよね




恋愛マスターくじら




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