とある番組のネタ見せにいった時のこと


「なんという芸人の数の多さだ・・・」


会場のまわりでは360°ネタ合わせをしている芸人ばかり


「オレもこの中の一員か・・・」


なんだか気恥ずかしい


オレが芸人をはじめた頃はまわりの人たちに「なんでそんな人に笑われるような職業につきたいの?」などと聞かれるような時代だった


だからオレは芸人になった


そういうまわりの目が面白かった


みんなが理解に苦しむことを人生かけてやる


これこそが個性ではないかと思っていた


あれから15年・・・


今、芸人は人気の職業だそうだ


反体制側の職業の芸人が今はすっかり市民権を得て体制側の職業になってしまった


これは価値観の一位が「個性」のオレにとってはとても恥ずかしい時代になってきた


別に時代を批判するつもりなんてさらさらないけど多数派はオレにとっては恥ずかしい


ずっとこうだからこれはもう治らないんだろうな


でもオレも大人だからうまく折り合いつけちゃおうかな


かっこわる(笑)






くじら単独ライブhttp://www11.plala.or.jp/yuenchi/


少数派好きのあなた待ってるよ(笑)