ここ数か月は前立腺癌の疑いから治療開始まで悶々とした精神状態で、とても自転車で汗を流す気分にはなれませんでした。
寒かったこともあるし、そんなこと起きないとはわかってはいても、サドルで前立腺を刺激して周囲臓器に浸潤したり転移したりとか考えると運動するにしても軽いランニング程度にしていました。
詳細は後日ブログにアップしますが、ステージ診断も終わって治療開始となっています。2月8日の受診でPSAの低下も確認出来て主治医から経過良好を告げられた週末、気分も反転攻勢です。久しぶりに自転車を引っ張り出して桂川から木津川のいつもの自転車道へこぎだしたのでした。
寒い大牟田のアパートの布団の中で頭に浮かんだ風景が、なぜか京田辺市の北側木津川堤防のこの風景でした。
不思議なのですが、何の変哲もないこの風景が頭に浮かんで、「あそこの堤防はもう走れないのかなー」「何の憂いもなくペダルこいでいた癌になる前の自分が懐かしいなー」と布団の中で涙ちょちょぎれていたのでした。
2月11日建国記念の日の午前10時、気温は10度と低いのですがレインウェアも着込んで防寒対策して走りました。
やや向かい風で時速は25kmぐらい。E-bikeでなく自力でのサイクリングなので久しぶり感が沸き上がります。
難なく自転車道の終点、いつもの定点撮影
ありがとう、我が愛車、この雄姿、この場でもう一回撮影できたことに感激。
癌との戦いも精神的落ち込みからも、全てにおいて反撃の激写である!
何年もお読みいただいている方々も涙なしでは見れない一枚のはずです。自分も涙出ます。
この場では「あー疲れた、帰りも疲れそうだなー」なんてことしか考えていませんでしたが。
木津川駅前のファミマでカレーヌードルとおにぎりと特茶で昼食(これも復活だー!)
手袋落として探しに戻るというエピソードはありましたが、元気に帰路へ。
帰路は追い風で30km/時出せる時もあったけど、少し筋力落ちているようでした。まあ病気のせいというより、この時期はいつもこんなものだったような気がします。
流れ橋で休憩。秋に落ちた橋を戻す工事中でした。
もう一度、愛車の雄姿を激写
昨年のサッカーの大会で左膝を痛めてまだ痛いので、今年はサッカーはお休み(九州勤務でもあるし福井に行けない)します。でも自転車は乗っていきます。
しっかし! レンタルマウンテンバイクでスイス横断の馬鹿げた昨年夏の旅を思い出すと、自分でも笑えてきます。
今週も仕事の合間に前立腺癌の自分の記録に合わせて、正しい癌の情報をもUpしていきます
(癌の記録と趣味の記録の時間差があるので早く追いつかなければ)