雨天ながら屋内でトランポリンして来ました! | 児童養護施設 カルテットボランティア物語

児童養護施設 カルテットボランティア物語

 私達の社会には、災害や事故あるいは離婚や病気など、様々な事情
により、家族による養育が困難な子どもたちがいます。「児童養護施設
カルテット」は、こうした状況に置かれている2才から18才までの子供達
に、施設という名で、家庭の代わりに養育する場です。

昨日はあいにくの雨模様でしたが、予定してた
調布の施設へトランポリンをして来ました。

ここの施設は雨天時に高架下か講堂で行える
ので天気は関係ないんです。

バイト先からレンタカーを借りて、カルテット
へ向かい、トランポリンを積み込み、いざ調布へ。


カルテットに置かせてもらってます。


積み込んだ様子。

何度も行ってるので道は問題ないんですが、前日
Googleマップを調べていると知らないルートを
発見。なんだこれ? と思いながら住宅街を
抜ける裏道みたいで、途中で大きな道路に出た。

何か新しい道が出来たみたい。東京って東西に
伸びる道は沢山あるけど、南北に行く道が混む。
それを解消する大通りらしい。

そのまま一気に調布へ到着。職員さんと場所を
決めて、今回は講堂でやる事に。

10時近くになると子どもが数人やって来た。

「ごめんね~10時って言ったけど、半からかな?」

待っていた子どもが設置を手伝ってくれた。

すると、1人の子どもが

「ゲンさん、毒蜘蛛がいるよ! 」

「あっ、それオレの友達、埼玉から付いて来たんだ」

みたいな事を言ってたら、大騒ぎしてたので

「可哀想だから、車に運んどいて」

と設置に集中させた。みんなのお陰で早く出来た
ので手伝ってくれた子を優先に飛ばす。

すると、幼児さんがやって来た。

初めての子が多くて、みんな最初は慎重だった
けど、すぐに慣れて遊びだした。

一緒に中に入って、悪い子はいないかぁ~!
と追いかけ回すと大喜び!

結局、それを何度もやってと言われて1日中
やる事になった。

今日はいつも来るメンバーがいないなぁ~と
思っていたら、お出かけしてるみたい。

なので適度な人数で回せた。多い時は順番待ち
が10人を超すほどなので。

お昼になると、女の子が

「ゲンさん、一緒に食べよう! 」

と誘ってくれた。他の子も、ゲンさんここで
食べて! と席を取ってくれた。

今日はパスタと煮物とサバとほうれん草に
トマト。飲み物は飲むヨーグルトか牛乳。

隣にいた女の子はずぅ~っと喋ってた。
話をしてくれて、ありがとう。ご飯を食べ
終わったら、12時半になると小学生の子ども
が増えて並んで待っていた。

参加者が増えて更に盛り上がる。午前中にも
やった飛びながら天井にタッチを見せると
子ども達はビックリ。

他の子もチャレンジしてたけど、届かない。

幼児さんもやって来て、トランポリン以外
にも遊んで休む暇がない。

「一緒に入って! 」

ハイハイ、と言うと次の子達も入れと言う。

50過ぎの親父だから死んじゃうよ~と言うと

「えっ、そうなんですか? 」

と女性職員さんが驚いていた。適当に休ま
ないとマジで過労死する。

スノーボード様のロンTレイヤーだけど汗が
ビッショリで、タオル持参して良かった。
半袖も持ってくれば良かったと後悔。

「魚やって! 魚! 」

これは子ども達と飛ぶと必ず転ぶ子がいる。
そのそばで飛び続けると絶対に立てない。
なので、その姿が丘に上がった魚みたい
なのでそれを魚と呼ぶ。

小学生女の子2人と男の子2人で一緒に飛んで
みんなを魚にしながら、こう言う

「今日の晩ご飯は焼き魚だよ~」

必死に立とうとする子どもを転がす自分。
今までに無い感覚に子ども達は悪戦苦闘
する。これが見た目にも面白く、見ている
子ども達も大ウケ!

飛び終えて休んでいると幼児さん達が
まとわりついて来る。股の上に乗って
自動車ごっこしたり、追いかけっこ
したり、体力が続くまで遊ぶ。

すると午前中にもトランポリンに来て
くれた年中さん位の女の子が窓際に
座って遊ばないでいた。どうしたの?
一緒に遊ぼう? と言っても反応して
くれない。

気を引こうとしていろんな事をしたら
小さい声で話をしてくれた。どうやら
誰かに何かを言われたみたい。

結局最後までその子は飛んでくれなかった
けど、今度は楽しく遊べたらいいな。

時間になり、撤収する時もみんなが
手伝ってくれた。

すると、女の子がクモ太にバイバイしたい
と言ってた。何だっけ? と思ってたら
朝のクモの話だった。

「今度はいつ来てくれるの? 」

職員さんと相談して決めるからねと
伝えておいた。するとそこに車が数台
到着して子ども達が降りて来た。

「あっ、ゲンさん、今日トランポリン?
やりたかったよ~」

お出かけしていなかったいつもの子ども
達だった。飛べなくて残念だったけど、
また来るからね。

トランポリンの後は子ども達良く寝て
くれて助かってますと他の職員さんも
言ってくれた。

前日にチャレンジキャンプの慰労会が
あって他の施設の職員さんも交えて
話をしたけど、ボランティアに求める
一番な事は続けてくれる事だと言う。

毎週から回数は減ったけど、これだけは
ずっと続けて行きたい。今年末で5年目
になるけど、60・70になっても子どもと
接する機会を続けて行きたい。

こんな大人が100人いれば、施設に
トランポリンを100台寄付出来る。

100台のトランポリンで遊べる子どもは
一体何人になるのか未知数だ。

寄付もしなくていい、一緒に遊んで
くれる大人がいれば、何人の子ども達
が楽しく過ごせるのだろう?

大人が子どもの為にしてあげられる事
は沢山ある。みんなの力でこの世界を
変える事も出来るかも知れない。

一緒にトランポリンで遊んでくれる人
がいたら、連絡下さい。

毎月2回、日曜日に開催してます。

帰ってお風呂入って、飯喰って
缶酎ハイ飲んで、爆睡しました!

いゃ~イイ運動したわ。

それでは!


伊達直人