トランポリンを通じての教育 | 児童養護施設 カルテットボランティア物語

児童養護施設 カルテットボランティア物語

 私達の社会には、災害や事故あるいは離婚や病気など、様々な事情
により、家族による養育が困難な子どもたちがいます。「児童養護施設
カルテット」は、こうした状況に置かれている2才から18才までの子供達
に、施設という名で、家庭の代わりに養育する場です。

先日の25・26日に連チャンでトランポリン
を行いました。25日は定例の日曜日での
開催でしたが、26日はいつも日曜日に
参加出来ない子供たちの為に、終業式
後の午後からトランポリンを行いました。

まずは25日の報告から。
もはや定例となった日曜日のトランポリン。
いつもの様にみんなで手伝って、組み立てる。

そして飛び始めると前回、怒られた子供が
謝りに来ました。しかも泣きながら。

「泣かなくていいんだよ」

と、もう1人のボランティアの人の所へ行き、
その後に自分の所へ来ました。

ケンカはしない事、同じ事をしないと指切り
しました。そして、みんなと一緒にやる様に。

スラックラインもみんな慣れて来て、高校生
の子は片足で1分維持出来る様になりました。

ホント、子供の成長力には驚くばかり!

自分もみんなと飛んでる間に空中前転に挑戦
したら、立つ事が出来ました!

嬉しい~! 次回はバク宙に挑戦しよう。

中学生もバク宙にチャレンジして、みんなの
レベルがただ飛ぶだけではなく、いろんな技に
挑戦し始めました。

そして、翌日の26日も午後から開始。

施設に着くと、子供達が飛んで来ました。

「今日もトランポリンやるの? 」

そうだよ~と言うと、みんなで組み立てて
飛び始めました。今日は始めて飛ぶ子もいたので
みんなで楽しめました。幼稚園の子達も最初は
立てなかったけど、1人で飛べる様になっており、
みんな少しづづ、トランポリンが出来る様に
なってたのが、嬉しかったですね。

もう何度も子供達と行動してると、言葉使い
などで悪態をつく子もいます。それをただ
注意しても直らない事が多々あります。

でも、トランポリンをやる時にはそういう事を
注意して、守れなければ飛ばせません。やりたい
のであれば、そうした事を守らせて参加させたい
んです。

前にトランポリンでケンカした子を飛ばせない
処置をした事が子供達にも浸透しており、そう
話しているのも聞きました。

本当は怒る事はしたくないのですが、子供達の
事を考えると、やはりちゃんと怒る事が無用な
ケンカを防いだり、孤立させて更に大きな問題
にさせたくないと思う様になりました。

金八先生の影響でしょうか…?

学校の授業は出来ないけど、遊びやスポーツの
中で子供達に基本的なルールを伝えたい。

子供達の事を思うからこそ、怒るって事を。