毒薬シリーズと化してますね(笑)
本日はタイトルの通り経血について。
これはいわゆる女性の「生理」の血です。
日本をはじめ、多くの文化圏で血というものに特別な意味を見出していたらしいです。
その為、経血も特別な意味を持つことになりました。
生を導く意味を持たせるケースもあったとの事ですが、主として負の意味があったのだとか。
プリニウスの博物誌によれば
「経血が触れると、新しいブドウ酒は酸っぱくなり、果実は木から落ち、鏡は輝きを失い、鋼鉄の刃は鈍くなりブロンズや鉄は直ちにさびる」とされています。
このような効果のある経血は、屍毒とならぶ毒薬として使われたよう。
もちろん経血自体に毒性があるわけではありません。
腐敗させれば屍毒が発生するでしょうが、そのような使い方をされたわけでもなさそう。
経血と共に何か別の毒薬を併用していたのかもしれないですね。
これまた不思議なことに、日本では経血を薬として使っていたよう。
勿論、仏教以来血を流すことが疎んじられた日本でも経血は強く忌まれ、女性蔑視の一因であったとさえ言われています。
ですが、経血を薬として酒で飲んだり、経血のついた布を灰にして飲んだ例があるそう。
良きにつけ悪しきにつけ、それだけのエネルギーが秘められていると考えたのでしょうね。