前回(「なぜ締切ギリギリになるのか?」)
「プロセスの明確化」と「運用する仕組み」
を構築することが大事だという話をしました。
なぜこの二つが大事なのでしょうか?
まずは「プロセスの明確化」です。
抜け、漏れ、重複がなく、
作業のリストができている必要があります。
あなたの会社が、
製品の開発や製造、
もしくは受注したサービスの提供
を行っているのなら、
そのプロセスをいかに管理するかがキモになります。
このプロセスを単純に過去の経験だけに頼っていると、
思わぬ事態につながることがあります。
プロセスが明確になっていないと
↓のような予期せぬ問題が発生します。
「作業に着手してみたら、
他にも必要な作業があることが分かった」
「見積もりがおおざっぱすぎて、
当初想定していたコストに収まらなくなりそう」
製品の開発/製造や受注したサービスの提供を完了するのに、
必要な作業が残らず洗い出されていて、
それらの実行にかかる時間や作業量、必要な材料や人、
さらに実行する順序や依存関係まできちんと決まっている、
ここまでできていて初めて
プロセスが明確になっていると言えます。
プロセスが明確になっていないということは、
本当の意味での作業の見積もりが
できていないということを意味します。
特定の経験豊富な人はわかっていても、
そうじゃない人には未知の状態になっています。
よく「阿吽の呼吸」でやるので、
そこまで詳細に明確になっていなくても
大丈夫だという方がいます。
小規模で熟練者ばかりなら、それも可能かもしれません。
一方でそういう環境の方が稀ではないでしょうか。
関係者全員が、いつ何がどの順序で行われるべきなのかを
きっちりと把握できていてこそ、
本当の意味での「阿吽の呼吸」が活きてきます。
そのためにもプロセスにおける
「暗黙知」の部分を無くすことが大切です。