フォノン通信

フォノン通信

2019年にヤフーブログから移行してきました。
制作した絵画、詩、読んだ本のことなど投稿していきます。

 

*2016年に出版された児玉哲彦さんの著書

『人工知能は私たちを滅ぼすのか』(ダイヤモンド社)を紹介します。

児玉哲彦(こだま・あきひこ)さんのプロフィール(本書に書かれていた情報)

1980年、東京生まれ。父親のMIT留学伴い、幼少時代をボストンで過ごす。10代からデジタルメディアの開発に取り組む。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスにてモバイル/IoTの研究に従事、2010年に博士号(政策・メディア)取得。頓智ドット株式会社にて80万ダウンロード超のモバイル地域情報サービス「tab」の設計、フリービット株式会社にてモバイルキャリア「フリービットモバイル」(現トーンモバイル)のブランディングと製品設計に従事。2014年には株式会社アトモスデザインを立ち上げ、ロボット/AIを含むIT製品の設計と開発を支援。
電通グループ/ソフトバンクグループのような大手からスタートアップまでを対象に幅広い事業に関わる。現在は外資系IT大手にて製品マネージャーを務める。

*本書は、コンピュータの進化の歴史から始め、現代の人工知能までの進化を解説していいます。ただし、出版年が2016年なのでここ数年の生成AIのことは書かれていません。

*本書の「はじめに」からこの本の構成について解説した部分を抜粋します。

本書は、二部構成を取っています。

第1部「コンピューターの創世記」においては、今日私たちが使っているパーソナルコンピューターやスマートフォン、インターネットなどのITがどうやって作られてきたかという歴史を紐解きます。そこでは、コンピューターと人工知能の概念を発明しながら、アダムとイブのように禁断の果実をかじって死んだ悲劇の天才アラン・チューリングの物語が中心となります。

第1部は、特に若い方など、今日の人工知能の背景となっている、これまでのコンピューターの発達について詳しくない方に向けて書いています。そうした歴史に詳しい方は、第2部から読んでいただいてもいいかと思います。

第2部「人工知能の黙示録」においては、人工知能が急速に発達して神のような存在になっていくこと、その結果私たちの暮らしや仕事に起きる変化、さらにその先に訪れる「最後の審判」に迫っていきます。人工知能は、果たして私たちを救うのでしょうか、それとも滅ぼすのでしょうか。

(以上、本書の「はしがき」から引用)

*本書は、第1章から第4章までが第1部、第5章から第7章までが第2部になります。

各章のタイトルを紹介しておきます。

第1部    コンピューターの創世記

第1章    人間は心を持つ機械を作れるのか
    ―コンピューターの創造
第2章    機械は人間をどこまで賢くするのか
    ―箱舟に導かれたパーソナルコンピューター
第3章    インターネットが雲の上に織り成す地球の神経網
    ―雲まで届くバベルの塔
第4章    スマートフォンはいかにして私たちのポケットを占拠したか

    ―神と人をつなぐ石板

第2部    人工知能の黙示録

第5章    人工知能は本当に人間を超えるのか
    ―聖杯の探究者たち
第6章    IoTと人工知能がもたらす2030年の社会
    ―千年王国の到来
第7章    人工知能は私たちを救うのか、滅ぼすのか
    ―最後の審判

*本書は、コンピューターの発達の歴史から現在に至る人工知能の進化について解説しています。ですから、通史的な流れをおさえておきたい方は読む価値はあると思います。


しかし、この3年くらいの生成AIの登場からその後の急激なAIの進化に興味がある方は読まなくていい本だと思います。

☆ここまでお読みいただきありがとうございました。