フォノン通信

フォノン通信

2019年にヤフーブログから移行してきました。
制作した絵画、詩、読んだ本のことなど投稿していきます。

 

☆この本『認知科学』大島尚編(新曜社)は、初版が1986年に出版された。僕が手に入れたのは初版第12刷発行の1999年の本である。2000年2月に購入したと巻末に書いたメモにはある。この時点で12刷だから需要がある本のようだ。

 

☆25年以上前のことで詳細は思い出せないが、それまで「認知科学」という分野の知識が不足している思ったのではないだろうか。

 

*以下、紀伊国屋書店のホームページの情報を転載する。

 

【出版社内容情報】

 生まれて間もない認知科学。心理学とコンピュータ科学,脳生理学が活発に交流しながら,人間の理解,記憶,ことばのはたらきとしくみの解明に取組み,その成果は人工知能開発にも活かされつつある。そのホットな話題を40個のキーワードで一望する。

 人間は知的な生物であるといわれる。たしかに、現代の高度に機械化された文明は、人間の「知」の力によって作り上げられたものである。人間は、他の動物と異なり、言葉や記号を巧みに使って非常に複雑な問題を解決したり、抽象的な思考をおこなうことができる。さらに、個人の「知」のはたらきの成果を他の人と交換しあったり、後世に伝えたりすることができる。その結果、今や人間の生活は「知」から離れて存在し得ないことになり、ある場合には「知」の成果を享受し、またある場合には「知」の成果におびえながら暮らしているのである。このような、人間に特有の「知」というものが一体どのようなものなのかを知ること、それが認知科学の一つのテーマである。「知」のしくみやはたらきを知ることによって、それをさらに発展させ、人間の生存に役立つように利用するための方法を見出そうというわけである。(本文より)

はじめに
Ⅰ認知科学の課題
 認知科学/情報処理アプローチ/推論/ヒューリスティックス/メンタル・モデル/コンピュータ・シュミレーション/プロトコル/生成文法/失語症/談話過程/社会的認知/プロダクション・システム/人口知能


Ⅱ認知のしくみ
 スキーマ/意味ネットワーク/プロトタイプ/認知科学/イメージ/選択的干渉/表象/命題/短期記憶と長期記憶/リハーサル/再認と再生/TOT現象とオーバーシュート/コーディング


Ⅲ認知のはたらき
 直列処理/トップ・ダウン処理とボトム・アップ処理/パターン認識/読みの過程/物語文法/画像理解/視覚探求/選択的注意/直観像/特徴的分析/神経回路網/活性化/ラテラリティ

 

 

 【関連書籍】
 『 交通事故はなぜなくならないか 』 ジェラルド・J・S・ワイルド著 (定価3675円 2007)
 『 システム現象学 オートポイエーシスの第四領域 』 河本英夫著 (定価4410円 2006)
 『 人間この信じやすきもの 』 ギロヴィッチ著 (定価3045円 1993)

 【書物復権 2007】
 『 日常生活の認知行動 』 J・レイヴ著 (定価3780円 初版1995を復刊)

 

*以上、紀伊国屋書店のホームページより。

 

☆大学ではこの本を認知科学の教科書的な扱いをしているかもしれません。

 

 

☆この本のタイトルは『認知革命』副題には「知の科学の誕生と展開」とある。上下2段組の構成の本で、約400ページある。相当にボリュームがある本である。通読には相当なエネルギーを必要とする。そういう自分は、興味を覚えた部分しか読んでいない。

初版は1987年で僕が買ったのは1994年の第6刷である。価格は4000円。

 

*購入した動機は、認知科学、人工知能を巡る歴史を学ぼうとしたからではないか。

 

 

*紀伊国屋書店のホームページから、この本についての記載事項を転載します。

 

この本の監訳者のひとりに東大教育学部教授の佐伯胖さんがいたことも購入の動機でした。

 

【出版社内容情報】

この素晴らしい著述―認知科学についての初の完ぺきな歴史―の中で、著名な認知心理学者であり著述家でもあるガードナーは、心についての長年にわたる探求の歴史に新しいきわめて重大な科学的できごとを記した。認知科学は、身もおどるほど興奮させる学際的努力によって、西洋的思考から生れた古典的問題、すなわち知識の性質やその表象を精巧な概念装置を使って解こうとしている。

目次
第1部 認知革命(『メノン』篇がもたらしたこと;認知科学の基礎を築く;認知科学―最初の数十年間)


第2部 認知諸科学―その歴史(理性・経験・哲学の地位;心理学―方法を実質と結婚させる;人工知能「エキスパート・ツール」;言語学―自立への模索;人類学―個別的事例を越えて;神経科学―還元主義との戯れ)


第3部 認知科学の統合へ向けて―現状と見通し(外界の知覚;心像は想像が生みだした空想物か;カテゴリー化された世界;人間は合理的か)


結論―計算パラドックスと認知的挑戦

 

(以上、紀伊国屋書店のホームページより転載)

 

☆本書、第二部の第6章が「人工知能(エキスパート・ツール)」

40ページほどが人工知能に関して記述している。

 

◆「人工知能関連の書籍の系譜」は6回目だというのに、

まだまだ21世紀の書籍にはたどり着けそうもない。

気長にやります。まあ、読む人も少ないだろうしね。