空の色は
濃い力強い夏の青から冬の水色の青にかわるとちゅう
木々は
たくさんの色あいの黄色、オレンジ、赤を浮かべた葉っぱをさらさらと風にふりまく
朝と夕は
だんだんと暗さのなかに沈んでゆき
月は
夜ごとにするどくなるひかりを地上に投げかける
わたしのまわりにあんなに豊かにあふれていた、夏の鮮やかさ、秋の華やかさが
北からの冷気に吹きつけられて、みるみるうすれ色あせていく
黒く見える鳥たちの列は次々に南へと飛び去り
わたしは残されて、ひとり
モノトーンの雲から
すきとおった雪の結晶が舞いはじめるのを待つ
