三つ子の魂 百まで ≪ある日突然崩壊した同級生は…≫ | quadroberry-pizzaのぐうたらダイエット&etc

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血糖値を下げるため 振動マシンを使ったダイエットを試みました
果たして効果は出るのでしょうか

ある日突然崩壊してしまった同級生がいます

高校入学して半年くらいたった時

遅刻してきて…

セーラー服の上の丈を詰め

スカートは足首くらいまでの長さになり

学生かばんはぺちゃんこに…

その当時の言葉で「ツッパリ」に変身してしまいました

 

私たちが通っていた高校はその学区では一番の進学校で

彼女は 小中高と同じ学校

勉強ができて(常に学年1・2番)

それなりに運動神経も良く

小中と生徒会の仕事もしていて

先生の覚えもめでたいという

本当に優等生を絵に描いたような人でした

 

いわゆる「良い子」でした

 

彼女に何があったのかはわかりませんが

本当にびっくりしました

 

でも 原因の一つは

その子のお母さんだったのではないかと思っています

彼女は3人姉妹の真ん中でしたが

いつもそのお母さんはその子の自慢話ばかりで

「うちの○○は…」が口癖で

 

私は想像するしかないのですが

お母さんの期待を一身に背負い

中学校までは順調にその期待に応えてこれたのですが

高校では 自分よりも優秀な人たちがいっぱいいて

「井の中の蛙」だった彼女は

精神的に参ってしまったのではないかと

 

更に 中学校の時は私よりも上位の成績でしたが

高校になったら私よりも下位になったのも要因かもしれません

(当時は成績順位が貼りだされて一目瞭然でした)

今までさんざん自慢してきたのに見下してたのに

その子に負けたなんて…

これ お母さんに言われるパターンだよね?

 

 

親の過剰な期待や自慢

出来なかったり 他の子と比べての叱咤などは

その子の可能性を時としてつぶしてしまう行為なんだと

彼女を見て感じました

 

まぁ 相対して我が家の場合は

自慢できるものがあんまり無かったせいもあって

親からの過剰な期待とかは無くて

その点では気楽でしたが ひとつだけ

 

近所の同級生がものすごく努力家で

夜遅くまで勉強していて

「△△君は何時まで灯りがついていた」

としょっちゅう言われました

でも「私は私だから」と

あまり長時間勉強したくない私は言って

やり過ごしていましたが

 

この衝撃的な出来事は当然ながら

私の子育ての方針の中に組み込まれていて

過剰な期待や他の子と比べる事は

やらないようにというかやれませんでした

 

ただ親の気持ちの押し付けは

たまに やってしまいます

(これは 反省して子供に謝ったりしています)

これは 正直言って難しいです

『子供の為と思って』と

正当化してしまう場合がありますから

まぁ何度か成功と失敗を繰り返し

自分の気持ちと子供の気持ちとの折り合いを

模索していくしかないのかなとは思います

 

全ての押し付けが悪いわけじゃないと思ってはいます

親として譲れないものはあります

でも 押し付けすぎてはいないかと

時々振り返ることは必要かなと思います

 

どうか突然崩壊しませんように

 

いや 私自身も突然崩壊しないように…

人生最後までわかりませんから

 

 

因みに 崩壊した彼女のお母さん

めげませんでしたね

次は一番下の子の自慢に移っていたそうです

「うちの□□ちゃんはね…」

はぁ…