今朝五時半に目が覚めて「NHKラジオの聞き逃し深夜便」を聞いていたら、聞こえてきたのが歌の出だしのセリフ
「あんた、泣いてんのね」
なつかしい~
10歳の時の流行歌や~
あれからもう56年かぁ
故郷の学校から転校する日にクラスメイトの男子が私に言ったひとことだったなぁ
黒板の前に立たされてクラスメイトにあいさつしなきゃいけないのに、涙と嗚咽で何も言えなくてクラスもシーンとしていたその時に、いつもおちょけていた男子が言ってくれた
「あんた、泣いてんのね」
それでみんなが笑って、私も泣き笑いして、最後にたぶん「さようなら」だけ言えて先生と教室を出たんだった
そしたらクラスメイトの一人が追いかけてきて20センチ長ほどの箱を手渡してくれた
ザーザー降りの雨が校舎の渡り廊下も濡らし、雨をよけながら先生のうしろを歩いた
職員室で父が書類にサインしたり先生にあいさつしているあいだ、箱を開けてみたらフェルト製のクロネコの置物だった
その置物はプレゼントをくれた女子の家のピアノの上にいつもあったものだった
いまから思えば、そんなに大事な置物を、転校していく友達にあげようと思った気持ちがどんなに有難いものだったか分かるが、小学4年の私にはその有難みは半分くらいしか分からなかった
校舎を出て校門までのぬかるんだ道は雨と涙でにじんで見えない
父が私の前を歩いていたのかうしろを歩いていたのかさえも覚えていない
「あんた、泣いてんのね」って言って笑わせてくれた友達の声は66歳になった今でもよみがえる
歌ってすばらしいなぁ
※webから拝借しました
歌のタイトルは「だから言ったじゃないの」だったんだぁ
しかもB面
しかも昭和33年発売
私が生まれる1年前
昔はヒットするまで長いことかかったんやなぁ
それか、流行期間が長かったのかもしれない
