小学５・６年の生徒さんたちがいま読んでいる、ECCオリジナルの多読本の中に星座を取り上げた一冊があります。
北斗七星、カシオペア座、オリオン座、おおいぬ座などが出てきます
おおいぬ座の犬の鼻に位置する星は、夜空で一番明るい「シリウス」という星だと書いてあります。今日は雲もないし、そのシリウスを見るチャンスです
子供を空手道場に送って、すぐ帰宅し、風呂に入って、パジャマの上に厚着し、２７年前の「星座入門 秋・冬編」を携えて、再び空手道場駐車場へ
暗くて広い場所に車を止め、外へ出る。
久しぶりだなあ、星の観察。冷たい空気が湯上りの顔に当たって気持ちいい。
２月４日２０：３０。まず、北の空にカシオペア座発見
アルファベットのMの形。ECCの多読本にはMかWて書いてあったから、夏になると１８０度回転してWになるんだっけ。
次、北斗七星カシオペアの右の低空に発見。北斗七星から北極星は理科の苦手な私でも見つけられる。
今度は回れ右して南の空にオリオン座発見 最初に覚えた星座。美しい
最後、おおいぬ座 どこだ？どの星座の近くなのかさえ分からない。冬に見れる星座なのかどうかも分からない。やっぱり「星座入門 秋・冬編」を持ってきてよかった。車に入り調べる。 あ、あった オリオン座の右腰の下の方におおいぬ座か。よし。見つけるぞ。
オリオンの下。。。明るい星がひとつ見えているだけなので写真のような犬の形はわからないけど、たぶんあの明るい星がシリウスやろね。確かに明るい。けど一番明るい星かなぁ？オリオンの右肩と同じくらいに見える。
そういえば
冬の大三角形って何と何と何やったかなあ？
また車に入り調べる。
ああ、べテルギウス。 え？「ぺ」じゃなくて 「べ」？ベテルギウス
あらぁ長年勘違いしてた
シリウスもやっぱり冬の大三角形の一角だった。あんなに明るい星だから当然か。
３コ目は、こいぬ座のプロキオン。こいぬ座は星が２コきり。わかるかなぁ？まあとにかく探そう。
あれかな？三角形の一角らしい位置で明るい星だから、たぶんプロキオンでしょ
そうこうしているうち、空手の練習を終えた息子の姿が見えた。
「おつかれさん」
【え？何その本？】
「空手待ってるあいだ、星見よう思て」
【また古いのん出してきたなぁ】
「小学生向きやから分かりやすいねん。
冬の大三角形覚えたで。べ・プ・シで。
ぺはペルテギウス！」
【いや、ベテルギウスやから！】
「あっ間違うた。ペテ。。べて。。。」
【ベテルギウスね。 で、プとシは？】
「プロキオンとシリウス」
【そうやったん？】
って ウチの子もやっぱり理科苦手かぁ