寒波が到来し、アメリカや日本でも寒い日が続いていますが、これは北極振動が原因といわれています。

北極振動とは「北極圏」とそれを取り巻く「中緯度帯の気圧場」の振動をいいます。地震のように地面が振動しているのではなく、気圧が高低するので「振動」といっています。

北極が低気圧に覆われると、その影響で周囲が相対的に高気圧になります。そこに気圧差が生じ、空気の流れが起こります。それがジェット気流(偏西風)に影響を与え気象にさまざまな影響を与えるというわけです。

たとえば北極の気圧が平年よりも低い時には、これを「北極振動指数が正」といいますが、この指数が正の時は北極と中緯度の気圧差が大きくなり、その結果「北極」を取り巻く寒帯ジェット気流が強くなります。そのため北極からの寒気の南下が抑えられ中緯度の地域は暖冬になります。

※空気は高気圧から低気圧に移動する性質があるため

逆に北極振動指数が負の時はジェット気流が弱くなるため北極からの寒気の南下し厳寒の冬となります。

異常気象といえば、低緯度(赤道付近)のエルニーニョが有名ですが、高緯度に起こるこの北極振動も気象に大きな影響を与えていることが最近になってわかってきました。特に日本は振動の対象となる中緯度に位置するため、この北極振動の影響を受けやすくなっています。

北極振動が変化する要因の1つとして太陽活動との関連が知られています。地球温暖化というと、二酸化炭素の放出ばかり取り沙汰されますが、こういった太陽活動も含めた大きな力が働いていることを認識すべきでしょう。
[common senseの訳語] 健全な社会人なら持っているはずの(ことが要求される)、ごく普通の知識・判断力。~(中略)~ -論[=一応視野が広くて首肯出来るように見えるが、専門的見地からすると成立しないと思われる考え(方)]
【常識家 か】常識を備えている人。[ひらめきを有しない人や、冒険をしない平凡な人の意にも用いられる]

だそうです。「健全な社会人」とか「ごく普通の」とか「専門的見地からすると成立しないと思われる考え」とか、なんだかよくわからないけど、勝手に決め付けを行っているあたりが新明解の新明解たる所以だったりするわけですが、でも、もっとすごい解釈をしてくれるか、と期待した割にはいまいちでした。

さて、別に「常識」という言葉が辞書でどういうふうに解説されているか、というのを調べるのが今回のテーマでは、もちろんありません。
世の中にはこの「常識」と言う言葉、とにかくやたら使いたがる人が結構いますね。仕事の上でも、やたら「常識」「常識」言う輩、嫌と言うほど目に付くわけですが、
「○○するときには、△△に決まってるだろ? そんなの常識だよ。何考えてるんだ、オマエは?」
なとど言われて、
「どうして、△△が常識なんですか?」
などと尋ねても、
「ばかやろー、常識だから常識だ、って言ってんだよ。『○○には△△』これは常識なんだよ。いいから、つべこべ言わずにやれ!」
などと言うことになって、「はあ、そうですか。『常識だから常識』なんですね、はいはい」ということになるわけです。
自分の主義やら主張やら要求やらを、強引に相手に押し付けたい場合なんかに便利ですよね、「常識」って言葉。理由も明らかにせず(出来ず)とも「そんなの常識」と言ってしまえばそれで済む。いや、便利な言葉ですね、「常識」。

先日、某社で作られた、とてもとても読みづらいCのプログラムを見る羽目になったのですが、何が読みづらいかと言って、訳の分からないコーディング規則に則って作られているからなんですね。
実際にそのコーディングルールは目にしてないので推測ですが、変なところを挙げてみると、

* 関数名、変数名は全部大文字(と数字)。
* 関数名は、(よく噂には聞く)プロジェクトコードやらファイル名やら通し番号やらを組み合わせた意味不明なもの ←命名規則を解析してみようと試みたけど途中で挫折しました。
* 内部変数名は、関数管理番号(関数名とは別に番号が振られている、関数を一つ作るごとに台帳に登録する仕組みらしい)と通し番号の組み合わせ ←内部変数を使ってもいいらしい、ということだけでもまだマシという話もありますが…。
* もちろん構造体の名前も、そのメンバ名も、コードやら通し番号から成り立っていて、いったい何の構造体の何のメンバだか分からない。しかもそこのファイルでしか使わない(使うことはありえない)構造体も、全てヘッダに登録。どうやら、「構造体を作った場合は必ず、台帳に登録して通し番号を取得、ヘッダファイルに入れる」というような規則があるらしい。
超伝導の発見は、液体ヘリウムの発明によるところが大きい。液体ヘリウムはマイナス269℃ですが、この液体ヘリウムを寒剤として水銀を冷やしたところ、ある温度において電気抵抗が突然ゼロとなる超電導現象が発見されたのです。1911年のことです。

その後多くの金属や合金にもこの現象がみられ、超伝導は一般的な性質であることがわかりました。このような現象を超伝導と呼び、超伝導となる物質を超伝導体と呼びます。物質を冷やしていったときの超伝導となる温度を転移点といいますが、これは物質によってまちまちですが、大体が数K(ケルビン:華氏ではない)の程度となっています。これに対し1986年以後発見された銅酸化物の超伝導体の転移点はかなり高く100K以上のものもありました。このような転移点の高い超伝導体を高温超伝導体と呼んでいます。高温といってもマイナス170℃ではあるのですが。

超伝導の大きな特徴とあげられるのが電気抵抗がゼロになるということです。抵抗がゼロであるということは超伝導体で輪を作り、そこに電気を流すと電流は減衰することなくいつまでも同じ力で流れつづけることになります。電気を閉じ込めればその中でずーっと回り続けるということです。電磁石なのに永久磁石が作れるということです。実験によれば1年くらい回り続けても減衰しなかったという結果があります。

また電気抵抗がないということは、そこに大電流を流しても発熱することなく流れるということ、つまりエネルギーロスがないということです。電気抵抗があった場合大電流を流したら大変な熱が発生します。それがないということは大電流を流しても安全かつ管理も楽で、大きな力を持った磁石ができるということになります。リニアモーターカーなど大きな物体を浮上させるには相当なエネルギーが必要ですが、ロスの無い超伝導は最適というわけです。

欠点もあります。超伝導は超伝導が起こる温度では電気抵抗も無く安定して動作しますが、その温度管理システムが壊れたとき、つまり温度が高くなってしまったときは電気抵抗が生じ、それに伴い大電流による大発熱が起こります。これは相当危険なことです。こういった事故を予防する技術も平行して研究を進める必要がある。それが超伝導です。