こんばんは

 最近、大昔ラバーやクラシカルラバーとも言われている昔からあるラバーに興味を持っています。

 バタフライのタキファイアドライブや、TSPのトリプルスピンや、同じくTSPのT-REXなどです。

 バタフライのタキファイアドライブは昔からカットマンに根強く人気のラバーです。

 TSPのトリプルスピンはシェチニン選手が使ってます。

 同じくT-REXは、昔村松雄斗選手が使っていたと聞いています。


 どれも日本製の使いやすい粘着ラバーです。
 タキファイアドライブは本当に高弾性に近い微粘着ラバーで、他の二枚は少し粘着強いかなって感じですね。


 なぜ今更、このテンションラバー全盛期の時代に昔からある非テンションのラバーに変えようかとしているかと言うと下記の通り


 ① 相手のドライブに対しカットが安定しない
 ② 用具の進化により相手のドライブの威力が増している
 ③ そもそも打ち合いして得点するタイプではないのでテンションラバーを使う必要性があるのか
 ④ コスパがいい
 ⑤ テンションラバー全盛期だからこそ高弾性ラバーが輝くのではないか
 ⑥ カットマンはカットが入ってこそ戦える

などなどですね。

 ①については、例えば、相手の3球目攻撃など、充分に下がる余裕のないときのカットや、前に寄せられたときの攻撃に対する前陣カットなどです。
 私は今ビクタスのVS401を使用しています。
 このラバーは素晴らしいラバーで、カットの安定性と攻撃力を両立しているラバーなのですが、やはり、テンションラバーなだけあって、前陣で充分な体制でカットができなかったときの弾みが気になります。
 まあ、これは練習でどうにかすればいいんですが、如何せん練習量が少ないもので、時代の最先端のテンションラバーを使いこなすのは難しいのではないかと考えました。

 ②については、用具の進化により、凄まじいボールが来るようになって、返すのも一苦労です。
 昔のボールサイズが小さい時代やグルー全盛期の時代と今では、どちらが攻撃力があるかわかりませんが、ラバーの質がは今の方がいいのは間違い無いですね。
 なんとなくグルー時代より今の方がボールに回転がかかっていて重いような気がします。
 昔はみんなブライスとかのスピード系テンションにグルー塗ってましたからね。
 そんなこんなで、進化した用具にはこちらは弾まない用具で対抗するしかないという作戦です。


 ③については、そもそも私は頻繁に攻撃して得点するタイプではないので、必要最低限の攻撃力のある高弾性でいいのではないだろうかと思いました。 
 グルー禁止の波に乗ってテンションラバーに乗り換えましたが、そもそもグルー塗ってませんでした。
 トップ選手や全国大会に出る選手なら威力のある攻撃をしないと勝てないと思いますが、私がそんなレベルなわけ無いですからね。
 というか、トップ選手でも、超ディフェンシブなカットマン、シェチニン選手がいるんです!


 ④については、安い。
 テンションラバー高い。


 ⑤については、テンションラバー全盛期の今、高弾性ラバーの攻撃ってめちゃくちゃ取りにくいと思うんです。
 現に私は、クラブの練習試合で両面高弾性ラバーを使っていた選手にコテンパンにされました。
 あまりにも普段と受けてる球質が違って、やりにくく、対応できませんでした。
 きっと他の人も同じはず!
 普段と違う球質がきたらやりにくいと思ってくれるかもしれません!
 正統派で勝てなくていいんです。
 私はいやらしい卓球で勝てたらいいんです。

 ⑥については、カットマンはカットが入らなければ話になりません。
 こないだ大会出たときは、いかにカット打ちや粒高が苦手な選手が多いことかと驚きました。
 無理に打たずにカットを安定して、変化をつけて入れることの方が勝率が上がるのではと。
 なぜ無理に打ってしまうのかというと、相手の3球目攻撃が取れないからです!焦るんです!
 だから弾まない用具で3球目攻撃をシャットアウトしてしまえばいい!
と考えたわけです。


 なので今度、上記のラバーのどれかを買ってみようと思います。
 まあ、使ってみて、結局VS401がいいとなってまた戻るかもしれませんが、ものは試しですよね!

 テンションラバー、ドライブ全盛期の時代に非テンションラバーの弾まない道具で戦いを挑むのです(ノ`△´)ノ


 では


 のえ