大手建設会社に勤める会社員2人組、
ジャマイカに現場視察に訪れた。なんの
観光もできないが、2人とも20代、
夜の方も存分に楽しもうと
ディスコに、繰り出した。
踊って「はい、終わり」にならないのは、
どこの国でも同じ事。
彼らは、現地のJDだという2人組と意気投合して、
それぞれカップルになって、ホ〇ルに
しけこんだ。
もちろん、彼女たちは、
アルバイトなのだが、
商談は成立である。
1組のカップルは、ホニャララが、終わったら
すぐにバイバイしたが、
問題は、もう1組のSクンだ。
若い勢力は、とどまることを知らず、
なんと、朝まで...。
（途中省略...）
Sクンは、突然、エイズの
恐怖に、取りつかれ始めた。
心配しても、あとの祭りだというのに、
もう、頭の中は、
「AIDS」で、いっぱい。
とうとう、彼は、
工事現場を視察するという当日の
仕事中に、ばったりと倒れてしまった。
病院に運ばれる車の中でも、
「やっぱりオレは、エ〇ズなんだ。
おふくろに、なんて言おう？」
と、Sクンは、虫の息。
そんなに、すぐに症状が
出てたまるもんかと、
どんなに慰めても、聞く耳もたない。
それでも、脂汗と、
すごい熱に、大急ぎで病院へ駆け込むと、
なんと診断されたのは、
ただの「日射病」。
睡眠不足で、炎天下を歩いたからだそうだ。
やれやれ、なんとも
人騒がせな話である...。
備考：この内容は、
1994-1-5
発行：河出書房新社
著者：ユーモア人間倶楽部
「旅の大ドジ編
世にも恥ずかしい人々 2」
より紹介しました。
（読後感想）
さあ、読者の皆さん、
如何でしたか？
きゃは！
作者に、
怒られるわよ。
ジャマイカだけに、
じゃ、
まっいいか、
なんちって...。
きゃは！
アメブロは、
良い子のお子ちゃまも、
見ているのよ～！
うっ...！
先生、
胸が、胸が...。
きゃは！
あほくさ！