【長生きできるのは、
猫たちがいるから...】
ペピィの入居者募集直後から、
暮らしている1人が、本誌109号
にも、掲載された刈田梨江さん。
愛猫3匹とともに、4歳を重ね、
現在の刈田さんは、95歳、トコちゃんは
20歳(♀)、ミヨちゃんは、19歳(♀)、
ハナちゃんは、16歳(♀)だ。
「私がみてもらっている先生には、
『猫がいるから、長生きして
いる』と、猫のことばかり話して
しまって、いつも先生に、御礼を
言い忘れます」と、
刈田さんは笑う。
自身の家事や
猫たちの世話も
すべて、こなしながら、猫たちへ
かける声は、とても優しい。
「甘えん坊将軍」
「トコちゃん、生きている間に
すこしでも、たくさん、なでてあげないと。
甘えん坊になったねぇ」
「ミヨちゃん、起きる?
可愛く撮ってくれる人がいるから、
ここまで、おいで」
「ハナちゃん、こっちむいて。
緊張しているのかなぁ?」
秋の陽光が差す部屋で
ひとりと
3匹の家族は暖かで、居心地良い。
「でも、やっぱり歳はとりますね。
ちょっと前までは『よしよし』
と話していたのに、『よちよち】と、
子供みたいな言葉遣いに
なってしまったり...」
コ■ナ渦を経て大阪市中央
公会堂では、4年ぶりに、
「大阪動物愛護フェスティバル2023」
が開催、トコちゃんと、ミヨちゃんも
長寿猫として、表彰された。
ちょっと、足が痛かったけれど、
来年がないかもしれないでしょ。
表彰式を見に行きました。
このホームに入った時、さきに
入居を決めていた2人の先輩方とは
『同期の桜』と呼び合っていますが、
先輩方もペットも元気で
にぎやかなのは、嬉しいです...。
備考:この内容は、
2025-1-1
発行:辰巳出版
「猫だより」
より紹介しました。