【東宝が新たな才能を支援
「GEMNIBUS vol.1」
フォーマット、メディア、実績の
有無を問わず、クリエイターが自由に
才能を発揮できる場を提供すると
いう目的で、東宝の若手社員たちが
立ち上げた才能支援プロジェクト
「GEMNIBUS vol.1」が6月
28日により劇場公開される。
これにともない、4月23日に製作発表会見が
行われ、同作品の監督、プロデューサー、
そして、公式アンバサダーを
務める上白石萌歌が登壇した。
「GEMNIBUS vol.1」は、次の4作品で
構成される。
『ゴジラvsメガロ』
『knot』
『ファーストライン』
『フレイル』
大田圭ニ> (東宝エンタテイメント
ユニット開発チーム 常務執行役員)
東宝には、開発チームという部署があり、このチームが手掛けている
軸の1つに「才能の発掘と育成」
というミッションがあります。
東宝は、映画・演劇・アニメなど
さまざまなエンタテイメントを
お客さんに届ける企業ですが、とりわけ、
映画業界におきましては、才能の
発掘や育成、特に若い方へチャンス
を与えることをあまりやって
きませんでした。
(それを踏まえて)その
才能支援の一環として、「GEMS
TONE Creative Label」という
レーベルを立ち上げました。
お金だけ出して、作品を作ってもらって
ハイ終わりではなく、我々は製作の
機会を作り、上映をして、作品を
お客さんに届けて、その価値を感じて
もらうところまでやっていきます。
配給は、新レーベルの
「TOHO NEXT」が力を入れて配給します。
館数は少ないですが、まずは
そこから始めて参ります。
今回、4つの個性あふれる作品、
4人の才能あふれる監督、そして、
東宝の入社10年目までの若い
プロデューサーが監督と共に作品を
作り上げました。若い方たちのパッション、
エネルギーにぜひ、注目して
いただければと思います。
上白石萌歌(公式アンバサダー)>
「新しい才能が芽吹く瞬間に
立ち会える事を光栄に思っています。
私自身、映像作品やエンタメ全般が
すごく好きで、私もエンタメに
携わっている中で、へこんだりすることも
ありますが、そのへこみをまた、
膨らませてくれるのも、エンタメのちからです。
まずは今回、誰よりも早く4人の
監督の作品を体験できることが純粋に
楽しみでした。皆さんの魅力を
もっと発信できる手助けができればと
思っております。」
「GEMNIBUS vol.1」は、
6月28日から、7月11日まで2週間限定で
TOHOシネマズ 日比谷、
TOHOシネマズ 梅田にて公開される。
備考:この内容は、
令和6-6-20
発行:キネマ旬報
より紹介しました。