「ハナショウブ」...優雅、あなたを信じます
細くとがった長い葉の間から茎をまっすぐ伸ばし、
大きな花を咲かせる姿は、梅雨空によく映え、
なんとも風雅です。
野生種をもとに江戸時代から改良が続けられている
園芸品種で、各地の菖蒲園では、さまざまな品種を
見る事ができます。
花名は文字通り、「美しい花を咲かせるショウブ」
という意味ですが、端午の節句に飾ったり菖蒲湯に使ったりする
ショウブは、サトイモ科で別の植物です。
「ハナトラノオ」...達成
茎の先に穂状に並んだつぼみから、
横に突き出すように淡紫や白の花を
咲かせます。花言葉は、下から順に
花を咲かせ、最後に頂点の花を咲かせる
ことからきています。
「トラノオ」は、花か動物の尾に
似た植物によく付けられる名前です。
四角い茎から四方に向けて花が咲くので、
「カクトラノオ」の別名もあります。
「ハマナス」...悲しくそして美しく
北海道や本州北部の砂地に自生する
花ですが、暑さにも強く、暖地でも
用意に栽培できます。
初夏から初秋にかけて次々と
花を咲かせますが、個々の花は1日で
終わってしまうのが花言葉の由来。
花名は、浜に自生し、ナシのような実を
つけることから、「浜梨」となり、これが
転じたものです。
備考:この内容は、
2011-1-4
発行:ナツメ社
監修者:国芳純
発行者:田村正隆
「思いを贈る 花言葉」
より紹介しました。