「ランタナ」...厳格
オレンジや赤、黄などの鮮やかな色の
小花か、半円形に群れて咲く可愛らしい
花です。内側から外側へ咲き進むに
つれて、徐々に色が濃く変化するため、
「シチヘンゲ」の別名もあります。
常緑の低木で、樹高は2mほど
にあります。小型では、地面をはうように
伸び、薄ピンク色の花をつける
「コバノランタナ」もあります。
「リアトリス」...燃える思い
高さ1mにもなる茎の先に、
薄紫色の小さな花を穂状にぴっしりと
咲かせます。
穂状に咲く花の多くは、下の方から
順に花をつけますが、この花は頂点
から咲き始め、徐々に下へ開花して
いきます。
このため、切り花を購入
するときは、上部に数センチ花を咲かせて
いるものを選ぶと、長く楽しめます。
「ルコウソウ」...多忙、おせっかい
同じヒルガオ科のアサガオと同じ
ように、ツルを支柱やフェンスなどに
絡ませて高く伸び、2センチほどの赤や
白の花を咲かせます。
コスモスのように細い葉の
ルコウソウ、丸い葉のマルバルコウソウ、
カエデのような葉を持つハゴロモルコウソウ
(写真)があり、それぞれに違った
趣があります。
「ルドベキア」...正義
草丈1.5メートルほどで、花も
10センチほどになる大柄の花です。
日本へは、戦前に導入されましたが、繁殖力
が強く、帰化植物として野生化して
いるものもあります。
園芸用では、グロ
リオサデージと呼ばれる草丈
40センチほどの品種が一般的です。
花言葉は、屈託のない明るい雰囲気の
花姿からきたものでしょう。
備考:この内容は、
2011-1-4
発行:ナツメ社
監修者:国芳純
発行者:田村正隆
「思いを贈る 花言葉」
より紹介しました。