有望な仕事があるが、
資本がなくて困るという人がいる。
だが、これは愚痴でしかない。
その仕事が真に有望で、かつ、
その人が真に信用ある人なら
資本ができぬはずがない。
愚痴をこぼすような人は、
よしんば資本があっても、
大いに為す人物でなない。
(渋沢栄一100の訓言・日本経済新聞社)
(解説)
この言葉は企業を目指す者に
戒めとしてほしい言葉だ。愚痴を
こぼすものに仕事などできるはずがない。
ここでいう「資本」を「チャンス」
と言い換えてもいい。愚痴の多い者に
チャンスはきても、つかみ取る
ことはできない。
渋沢は日本
資本主義の父と言われる。
第一国立銀行(現みずほ銀行)や
東京証券取引所など多くの企業の
設立に関わっている彼ならではの
重みのある言葉だ...。
備考:この内容は、
2016-12-20
発行:西東社
「毎日がポジティブになる!
元気が出る言葉365日」
より紹介しました。