「高橋文哉」インタビュー...その1 | Q太郎のブログ

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パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥

 役を通して見える、まっすぐな芯の強さと純粋さ。

 

それは間違いなく、”高橋文哉”という人間の魅力のひとつだ。

 

10年の時を越えて紡がれる、映画「からかい上手の高木さん」では、

 

突然、目の前に現れた高木さんに戸惑う西片を、

 

みずみずしく演じて、

 

その魅力を見つめさせてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劇場版 からかい上手の高木さん : 作品情報 - 映画.com

 

 

...本作はコミック原作の映画化ならではの

 

透明感と、恋愛映画の名手。

 

今泉力哉監督らしいリアルな青春感が

 

あいまって、実写版だからこその魅力が溢れて

 

います。西片を演じるにあたって

 

大切にされたのは?

 

 

 

 

 

高橋文哉> たくさんあります。一番は ”まっすぐ、

 

純白、子ども心” ですね。でも、皆さんが、

 

想像する子ども心とは、おそらくまったく

 

違って、子供の頃に持っていた価値観や

 

感性をそのままに大きくなった感覚を、

 

大切にしてやってましたね。

 

 

 

 

 今泉監督とは、役について

 

相談することは、ほぼなかったんです。

 

僕が作り上げたものを、まず見て

 

いただいて、それから、”もうちょっと、

 

こうしてみたい”とか、監督が言ってくださる

 

ことにアジャストしていく感じでした...。

 

 

 

 

今泉力哉さん(映画監督)レポート | 神戸学校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今泉監督は、まず役者にやらせてくださる。

 

それは信頼してくれている証拠だと

 

感じていました。原作とは、もちろん色が

 

違いますが、現場にいる方たちは、監督、

 

スタッフも本当に原作を

 

リスペクトしているんです。

 

 

 

 

 

 なので、皆さんが、原作を読んで感じているであろう、

 

高木さんと西片にしか出せないものが

 

そのまま映画にある。その振り幅みたいな

 

ものを楽しんでいただけたらいいなと、

 

思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永野芽郁が高橋文哉に「かっこいいよ!」、実写映画「からかい ... 映画『からかい上手の高木さん』【大ヒット上映中!】 on X ...

 

 

 

...高木さん役の永野芽郁さんとは

 

初共演ですが、現場での永野さんと高橋

 

さんも、こんな雰囲気だったのかと

 

思わせるほど、高木さんと西片の空気感が

 

ナチュラルですよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画『からかい上手の高木さん』公式サイト

 

 

Fumiya> 本当に、永野さんとでなければ、出せない

 

空気感もたくさんあったでしょうし。

 

永野さんの高木さんだからこそ、生まれた

 

西片の表情もあるでしょうし。永野さんは

 

僕とはキャリアが全然違うので、役者と

 

してもすごく前を走ってくださっている

 

感覚があって、僕は後ろをついていって

 

いる感じでした。

 

 

 

 

 

現場の居方も含めて。

 

いろいろ助けていただいたなと思います。

 

 

 

 

 

ロケ地の小豆島では、1ヶ月弱くらい

 

撮っていましたが、永野さんとは2人の

 

シーンも多くずっと一緒だったので、

 

最初の頃は、”どこにご飯を食べに行くか?”

 

”ここが美味しいらしいですよ”と、

 

ごはん屋さんを、お互いにリサーチして、

 

報告し合っていました。そのうち、小豆島の

 

ごはん屋さんは行き尽くして、高松にも

 

足をのばすようになってきて。

 

”休みの日には、どこに行こうかな? とか”、

 

そういう話をずっとしていました。

 

 

 

 

 

...高木さんと西片が教室で話す

 

シーンがとても印象的です。2人の会話に

 

引き込まれてしまって。すごい長回しだと、

 

いうことに途中で気づきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Takahashi> でも、長回しだったことを、僕も

 

試写を見るまでわかっていなかったんです。

 

 

 

 

 

”長く回すよ”なんて、現場では言われ

 

ないので。”じゃあ、頭から最後までやって

 

みますか?” みたいな感じで、始まるんです。

 

 

 

 

 

でも、やっていても長いなと感じる

 

ような会話じゃないですし、もうセリフは

 

覚えているとかいう次元ではなくて、勝手に

 

出てくるので、ただ普通に会話してる

 

ような感覚はありましたね。

 

 

 

 

 

 試写のときには

 

気づいたら、僕も見入っていましたね。

 

で、途中で ”そうだ、このシーンは長く

 

撮ってたな” と思い出して。いつ、寄り

 

(のカット)入るんだろう?” とか、”今泉

 

さんは、ここで寄りを入れるんだ” とか。

 

そういう今泉さんの感性も、映画を観て

 

いて面白かったです。

 

 

 

 

...作品の舞台であり、原作ファンの間で、

 

「高木さんの聖地」として親しまれて

 

いる小豆島での全編撮影も貴重ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年「来年の顔」に高橋文哉 7クール連続ドラマ出演の新星 ...

 

 

たかはしふみや> 「小豆島にいて、目の前の風景を

 

観るたびに、”西片はこれを20何年間見て

 

生きてきたんだな”と感じていましたし、

 

ごはん屋さんに行っても、”もしかしたら

 

ここにも来ていたのかな?” と思ったり。

 

 

 

 

 

 小豆島って、どこにいっても『からかい

 

上手の高木さん』という作品を知らない人が

 

いないんですよ。それだけ、この島に

 

大きな影響を与えているのを体感して、

 

僕もどこにいても西片のことを

 

考えていました。

 

 

 

 

 

撮っているときは、この島で

 

撮影できたから、こういうふうに西片を

 

演じられたんだな? とは思わなかったんです。

 

 

 

 

 

でも、出来上がった映画を観たときに、

 

1秒も小豆島以外で撮ってないから

 

こそ、すごく大きな枠で、説得力をもって

 

いるなと感じました。前編小豆島ロケを

 

実現してくださってありがたいなと。

 

この作品は、小豆島以外での撮影では

 

できなかったと思います...。

 

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

令和6-5-21

発行:近代映画社

「screen」

より紹介しました。