「石原新菜さん」イシハラクリニック副院長。
慢性的なつら~い不調を改善
するカギは毎日の「免疫ケア」!
日々の免疫ケアが
不調の負の連鎖を止める!
「寒暖差が大きく、環境の変化の
よるストレスを感じやすい春は、
どうしても自律神経が乱れがちに。
いつも以上にだるさや不眠、アレルギーなどの
不満を引き起こしやすくなります」
と、医師の石原新菜さん。
【なんとなく不調が増加中!?
特に季節の変わり目は要注意】
日々の中で、ストレスを
抱えていると思いますか? 71.4%
春の季節の変わり目は
体調面に不安がありますか? 47.4%
春は「なんとなく不調」だと
思うことが多くなりますか? 44.8%
コロナ渦でなんとなく不調を
感じていると言う人が増えているうえに、季節の
変わり目は、さらに不調が生じやすい時期。
ちょっとした不調だから
大丈夫...
とそのままにしておくと、
どんどん免疫が低下し、日常生活にも、
影響が出てしまう可能性が。
「不調を感じているということは、
免疫が下がっているサインでもあります。
そのままにしておけば、新たな不調が
生じて免疫がさらに低下。不調が
不調を呼ぶ。負のスパイラルから
抜け出せなくなってしまいます。」
そこで大切なのが、日々の免疫ケア。
「負のスパイラルを止めるカギが、
”免疫”。
免疫を整えるためのケアを日々
心がけることで、不調を防ぐことも
改善することもできます。
疲労感や肩こり、便秘や不眠と言った
慢性的な不調もよくなるはずです」
毎日を、健康&ポジティブに
過ごすためにも免疫ケアを習慣に!
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体にいいと思ってやっていることが実は逆効果?
【免疫を下げるNG行動】
免疫を上げるために習慣にしていることが逆効果の可能性も...。
そのNG行動が不調の原因かもしれません!
お腹が空かなくても、
1日3食食べる。
「お腹が空いていなくても、3食
摂ることが健康の基本」という
のは、実は免疫細胞にとっては
NG行動。免疫細胞である
白血球は満腹状態では活発に動かず、
空腹時にパワーアップします。
空腹状態を作るためにも、必ず
しも3食摂る必要はありません。
平日も休日も
アクティブに外出!
どんなに平日が忙しくても、休日
は楽しい予定を詰め込んで
ストレス発散! 実はこれ、心は
満たされても体が休息する時間が
なく、疲れがたまって免疫が
低下する原因に。大切なのは適度
な休息。体を休ませる”ダラダラ
時間”を確保することも大切です。
キツめの筋トレを
週5は欠かさない。
ハードな筋トレを毎日こなす
のは免疫のためにはNG。激しい
運動をすると、有害な活性酸素が
大量に発生し免疫細胞の活性
が下がってしまいます。おすすめが
は毎日20分程度の軽い
ウォーキング。特に夕食後30分~
1時間の間に行うのがベスト。
熱い湯に首まで入って
しっかり体を温める。
冷えは免疫低下を招くため、
免疫細胞を活性化させるためにも
お風呂で温まるのは正解。
しかし、問題は入り方。42℃以上の
アツすぎる湯に首まで入ると、
血圧が上昇し、心臓や血管に負担
をかけてしまい危険。40℃
くらいの湯でゆっくり半身浴を...。
熱が出たらからといってすぐに
解熱剤を使うのは、逆に熱を
下げにくくしている可能性が。
発熱は免疫細胞が戦っている証拠、
体温が上がると免疫細胞は活性化
します。薬で無理に熱を下げて
しまうと、ウイルスなどの退治が
中途半端になってしまいます。
休日もがんばって早起き!
生活サイクルは乱さない。
生活サイクルは大切ですが、
休日もムリに早起きして睡眠時間を
削っては意味がありません。
睡眠時間が短いと自律神経が
乱れて免疫が低下します。
生活サイクルを守ることも必要ですが、
それより大切なのは睡眠時間の
確保、理想は7時間睡眠...。
備考:この内容は、
令和5-4-14
発行:からだにいいこと
より紹介しました。