3ドアの輸入ハッチバックは、
欧州ではごく
ベーシックなクラスであるというか、
「何の変哲もない
庶民の足」的な存在だ。
しかし、日本では同じハッチバック
でも5ドアが中心となって
いるため、3ドアハッチバックは
意外とレア。
そして、レアなだけではなく、変態的な(?)
クルマ好き各位が
思わず「おっ?」と思って
しまうユニークなモデルも
存在している。
ここでは、そんな個性的
3ドアハッチバックに
加えて、これまたけっこう
魅力的なレアな存在である
「輸入中古オープンカー」の
数々をご紹介しよう!
「ルノー・アヴァンタイム」
故障や部品の入手を考えると
専門店での購入がオススメ
フォルム的には、どこから
どう観てもミニバンだが、
実は3ドアクーペである
5人乗り車。
日本では、'02年
から'05年まで販売され、
ごく一部で人気に。搭載エンジンは
最高出力207psの3L、V6DOHCで、
トランスミッションは5速AT。
「プジョー 1007」
きゃは!
Qちゃんも、買いなさいよ~!
うっ...!
できるか!
トールボーイスタイルを
採用した。電動スライドドアを
持つ3ドア車。デザインは、
実はビニンファリーナが
担当している。
搭載エンジンは、1.4L SOHCと
1.6L DOHCの
2種類が用意され、'06年から
'09年まで販売された。
「シトロエン DS3(初代)」
1.6Lターボ+6MT車は
70万円前後が中心価格か?
DSがシトロエンから
分離する前のプレミアム
コンパクト。
エンジンは、初期型が
1.6Lの自然吸気と
ターボで、'14年2月からは
自然吸気エンジンのみ
1.2Lにダウンサイズ。
トランスミッションも、初期型と
後の世代では異なる...。
「スマート ロードスター」
きゃは!
Qちゃんも、
乗ってみなよ~!
助手席なら、いいわよ...。
うっ、もうこの際、
後席でも、いいです。
スマートロードスターは、
2人乗りのマイクロ
コミューターだった初代
スマートのオープンスポーツ。
698ccの直3ターボと
低重心なシャシーが織りなす
走りは超絶快感だった。
「VW シロッコ(3代目)」
'09年から'14年まで販売
されたスポーティな3ドア
ハッチバッククーペ。
搭載エンジンは最高出力160psの
1.4L直 4ツインチャージャーと、
同200psの
2L直 4ターボが基本。
'10年には同じ256psの
「シロッコR」も追加。
「クライスラー イプシロン」
もともとは
「ランチアイプシロン」という車名で
販売されていた3ドア
ハッチバックの3代目。
フィアットとクライスラーの
統合に伴い、日本では
クライスラーブランドとなった。
搭載エンジンは最高出力85psの
0.9L直2ターボ。
「ルノー・ウインド」
'11年~'13年の間のみ販売
されたコンパクトな2シーター
オープン。
ベースは同時期の
トゥインゴで、開発は、
「ルノースボール」が行った。
「アウディ A1(初代)」
70万円でも、
コンディションの良い車がありそう。
最高出力122psの
1.4L直ターボと7速DCTを
搭載した小さなアウディ。
全長3970mmの
小ぶりな3ドアだが、各部の
質感や走行フィールは
きわめて上々。
'15年5月に
エンジンを1Lの直3ターボに
ダウンサイズしている...。
「VW イオス」
フォルクスワーゲン イオスは、
電動リトラクタブルハードトップを
備えた4座のクーペカブリオレ。
ベースは、ゴルフVで、搭載
エンジンは最高出力200psの
2Lアtーボと、同250psを
発揮する自然吸気の
3.2L V6。
「VW UP! GT!」
小さなホットハッチは
希少性が高くて魅力的!
フォルクスワーゲンの
最小ハッチバック「up!」
に追加されたスポーツ
バージョン。
ベースグレードは
さう高出力75psの 1L直3
自然吸気だが、こちらは
同116psの 1L直3ターボで、
トランスミッションは
6MTのみとなる...。
備考:この内容は、
2024-5-26
発行:講談社
「ベストカー」
より紹介しました。