ヤリス誕生以来、トヨタの
ホットハッチの代名詞といえば、
なんといっても「スターレット」。
日本でのモデルライフは
5代目で途絶えたが、今、その
止まった時計が、再び動き
出している。もちろん、ただの
復活ではない。とびっきりの
アツいヤツを用意して登場する!
【Super Spy Scoop...】
2026年 デビュー
昭和の名車・KP61の魂を
宿すホットハッチ爆誕!
2月13日に行われた
ダイハツの新体制
人事発表の席で、トヨタの
S藤社長は、ダイハツの
今後について、「国内
では事業領域を軽自動車に
軸を置いた会社と定める」と、
見解を述べた。
となると、気になるのは、
トヨタがダイハツから
OEM
供給を受けている小型車の
動向だが、そのなかの
1台、パッソに関して仰天
情報を入手した。
昨年10月にパッソ、
12月にブーンが販売終了。
本来ならば、DNGA(ダイハツ・グローバル・
アーキテクチャー)を新採用
した新型が、今春も登場、
となる流れだったが、
不祥事の発覚により発売
できない状態となっている。
そのお蔵入り状態にある
新型をトヨタが、全面的に
見直すという。
これに、驚きは
ないが、そのモデルに往年
の名車「スターレット」の
名を冠するというのだ。
スターレットが復活するのは
大きなトピックだが、本当の
衝撃はここから...。
復活する「スターレット」は、
標準モデルのほか、
GRモデルが存在し、
すでに、開発がスタートして
いるというのだ。
GRモデルは、GRMNを、
頂点に、GR、GRスポーツ
というヒエラルキーがある。
車名にGRを冠した
ブローバルで販売するモデルは、
GRスープラ、GRヤリス、
GR86、GRカローラと
増殖中で、GRスターレットは
その第5弾として、
標準車とは、差別化されるという。
トヨタが、「GRスターレット」を
設定するのは、ラリーのためだ。
GRスターレット
をベースに、ラリー4
カテゴリーの競技車両を販売
するという目的がある。
GRヤリス同様、ロードカー
としてのポテンシャルも高い。
「手軽に走りを楽しめる
コンパクトハッチ」(情報筋)
というから期待が高まる。
「スターレット・ダイハツ OEM」
トヨタは、現在WRCの
トップカテゴリー、ラリー1に
GRヤリス・ラリー1
ハイブリッドで参戦している。
モータースポーツを起点
とした、もっといいクルマ
づくりを進めていく一方で、
世界のラリーシーンで活躍
出来るドライバーの育成にも
力を入れていて、
WRCチャレンジプログラム
によって、日本人若手ドライバーを
サポートしている。
「スターレット・スズキ OEM」
その第1期生の勝田貴元の
WBCトップカテゴリーでの
活躍は、
すでに知られるところだが、
2022年から大竹直生、
小暮ひかる、山本雅紀の
3名の欧州のラリー参戦での
修行をサポートしている...。
備考:この内容は、
2024-5-10
発行:講談社
「ベストカー5月10日号」
より紹介しました。