綾小路きみまろ「中高年に愛を込めて」...その7 | Q太郎のブログ

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有効期限の過ぎた亭主・賞味期限の切れた女房 綾小路きみまろ ...

 

 

 

そんなことはいざしらず、奥様は

 

しょっちゅう美容室に通って、磨きを

 

かけたつもりが、クビから下は骨董品、腰から

 

下は掘り出し物、クビから上は

 

リサイクル頭。

 

 

 

 

 

一生懸命働いた亭主は、妻を振り返る

 

こともなく、女房は亭主よりイヌの

 

食事に気を配り。妻はエステに通い、旦那は

 

ゴミ捨てに通い...。

 

 

 

 

家に帰れば、女房になついたイヌに

 

吠えられ、女房まで吠えやがって。

 

ふた言目には、「だけは別にしてね」。

 

ああ、はかない人生。

 

 

 

 

 

家では汚いだの、不潔だのと ののしられ、

 

女房のほうが一番風呂。女房が入った

 

その後で、女房の残したアカを桶ですくい取り、

 

ブツブツ文句をいいながら、

 

お湯をかき回し、汚くてぬるいお風呂に

 

入ったところで、疲れなんか取れる

 

わけないです。

 

 

 

 

 

風呂から上がれば、下着を自分で探し。

 

 

 

寝床に入れば、男よりでかい女房の

 

いびき。

 

 

 

 

 

女房の笑顔を見つめ、美人薄命、

 

きっと妻は長生きするぞ。お前には

 

勝てぬはず、お前は寅年、俺は子(ねずみ)

 

 

 

昔、かわいかった家内も、

 

今ではおっかない...。

 

 

 

 

女房の出腹を見つめ、自分の出を見つめ、

 

と、出が付き合えば、

 

人生バラ色だ。

 

 

 

女房の身体なんて、古い500円玉と同じだ。

 

●に入れても●っかからない、

 

価値はあるけど、使い物にならない。

 

 

 

 

 

 

 

安定剤 会社で1錠 女房の顔見て3錠。

 

 

 

女房の身体 ただながめるだけの 古旦那。

 

 

 

 

 

昔、放っておいた女房に、いま

 

放っておかれ、安らぐところは、家も会社も

 

トイレだけです。それでも、いまの

 

女房でよかったんだと、心に言い聞かせ、

 

冷めた味噌汁をすする今日このごろ。

 

 

 

 

夫婦の付き合いなんていうものは、

 

電話がなっているのに、止まらないおしっこを

 

しているようなもので、

 

やめるにやめられない...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

2009-7-27

発行:PHP研究所

著者:綾小路きみまろ

「有効期限の過ぎた亭主・

賞味期限の切れた女房

綾小路きみまろ独演会」

より紹介しました。