先月、この欄で、幕末の種痘を取り上げた際、
「士農工商の身分を問わず」と書いた。小学校の
元先生から、読者の方々から、
「士農工商の理解が古いのでは?」と、
ご指摘をいただいた。
近世身分制に詳しい和田光司・姫路大教授(56)
に尋ねた。
「士農工商をピラミッド型の堅固な
序列と思い込む傾向は、昭和の教科書で
学んだ世代に見られます」。
武士に支配された「農工商」は、
代々不変の身分ではなく、職業的な
区分分けに近かったという...。
村に住めば百姓、町に住めば職人や商人と
呼ばれ、上下意識はなかった。昭和の教科書に
見られた「武士への不満を抑えるため、身分間で
反目させた」との記述も消えた...。
和田さんは小学校で23年間教えた経歴を持つ。
はじめて小6を担任した平成の初め、授業では
ピラミッド型の「士農工商」を示し、その図の外に、
差別された人々もいたと教えた。
「差別の構造は複雑であり、
気をつけないと、教師は自分が
教わったとおりに、教えてしまうと痛感しました」。
そんな反省から歴史研究と教育現場の接点を
志したという。
改めて、新旧の教科書を読み比べる。
最古の銭貨は「和同開珎」ではなく、
「富本銭」に。
足利尊氏と教わった騎馬武者の絵は、論拠が弱まり、
手元の教科書には掲載がない。「イイクニ」と暗記
した鎌倉幕府の成立時期も「1192年」より、
早かったとみる記述が増えてきた。
研究がこれほど進み、わが「定説」が覆っていたとは...。
目配り不足をつくづく反省した。
学び直しの機会を得られた
ことに感謝したい...。
備考:この内容は、
2021-9-30
発行:朝日新聞出版
著者:朝日新聞論説委員室
執筆:山中考広
有田哲史
発行者:三宮博信
「天声人語」
より紹介しました。
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【投稿後記】
読者の皆さん、
こんばんは~。
きゃは!
まだ、(PM2.5)よ!
テレビを見ながら、
ブログ投稿していると、
頭の中と、指先が異なってくるのです。
きゃは!
テレビは、放送が止められているし、
オツムは、空っぽだし。
うっ...!
そんなバナナ!
ところで、
話は、「もこみち」に、
それますが、
ある、特定のテーマで、
ブログ投稿を始めても、
TVの内容が、混ざってしまいます。
きゃは!
話の内容が変わってないし、
どっちにしても、
99% 丸パクリでしょ!
AHO~!
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MCが、岡部麟ちゃんから、
矢作萌夏ちゃんに...。
きゃは!
「ミライモンスター」か!
夜に「バツ」?
はて、何のことやら?
そうだ、倍にしよう!
昼がだめなら...、
夜にかける...。
ぱっぱ らっぱっぱ~♪