天声人語「一糸乱れぬ...」 | Q太郎のブログ

Q太郎のブログ

パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥

もっと声に出して笑える日本語 (立川談四楼/光文社知恵の森文庫 ... 

 

 

 

絶対あってはいけない 言い間違いだが、

 

やってしまった。

 

 

 

そんな実例が、落語家「立川談四楼」さんの

 

著書『もっと声に出して笑える日本語』に出てくる。

 

 

 

某社で、社員を集めた決起集会があり、

 

営業本部長が演説した。

 

 

 

 

 

不況だが、力を合わせようと声を張り上げ、

 

「みんな、一糸まとわぬ団結心で頑張ろう!」。

 

 

 

 

その後に、登壇した社長がまたやった。諸君、もう後戻りは

 

できないぞと、言いつつ

 

「すでに、匙(さじ)は投げられたのだ」。

 

会社は、大丈夫か? とみんな思ったに違いない。

 

 

 

 

 

一昨日の話で、あきれたのは、自●党の

 

2F幹事長の「他山の石」発言である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年1月号掲載 著者との60分 『談志が死んだ』の立川談四楼さん

 

 

衆議院議員●井●行議員が裁判で、買収行為を問われた

 

ことについて、

 

「党としても、こうしたことを、他山の石として

 

対応しなくてはならない」と言った。

 

 

 

 

 

買収の舞台となった一昨年のサンイン戦で、

 

2人目の公認候補に●合●里氏を擁立したのは

 

自●党本部。

 

 

 

 

 

その●里氏側に1億5千万円を提供

 

したのも、党本部である。党の後ろ盾なかりせば、

 

あれだけの買収ができたのかどうか?

 

恥ずべきは、「自分の山」そのものだろう...。

 

 

 

 

 

2F氏には最近、乱暴な言葉が目立つ。

 

首相を含む多人数うの会食が問題になると、

 

会食を目的に会っているんじゃない!」と反論した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっかけは立川談志への憧れ 36歳で落語家になった“元ピン芸人 ...

 

 

 

食事だけが目的の会は、あまりないと思うが...。

 

テレビ番組に出て、コ●ナ対策を問われると、

 

いちいちケチをつけるものじゃない」。

 

 

 

そんな幹事長が長く保てるのは、

 

一糸乱れぬ団結が、自●党にあるからか?

 

 

 

見ているこちらが、匙を投げたくなる...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

2021-9-30

発行:朝日新聞出版

著者:朝日新聞論説委員室

「天声人語」

より紹介しました。