【やるまでなくならない
”夏休みの宿題の法則”...】
小学校の夏休みの宿題を思い出して
みてください。
あなたの苦手な教科は、何でしたか?
ボクは、算数でした(笑)。
その苦手な算数の、真っ白なままの
ドリルを目の前にして、8月31日、
夏休み、最後の日です。
お母さんが、言います。
「あんた、算数のドリルまだ、やってないの?
どうすんのよ!」
この状態が、今、あなたの目の前に
ある人間関係の「問題」です。
で、ボクのところには、その宿題
(人間関係の問題)が
嫌で、皆さん相談に、来られます。
「母が、宿題しろって、うるさいんです」
ひどいことをする人がいる。と...。
「宿題を、やらなくて済む方法はないでしょうか?」
なんとか避けたい。と...。
「宿題のことを考えると、眠れないんです」
苦しい。と...。
「宿題が山ほど溜まっているんです」
避けて、来たので、解く力がないんです。
「イヤイヤやったので、もう算数はしたくないんです」
自分の思いを言えなかった。
という悩みに、なるんですね。
そう、皆さん、夏休みの宿題が
終わってないんです。
さらに、「でも、どうしてそんな”宿題”が
あるんだろう?
そんな、めんどうくさいこと、やりたくない」
などと、思っている。
そうですよね? でも、人間社会に
生きている以上、もしかしたら、一番
めんどうくさいのは、「人間関係」かも、しれません。
「人間関係の問題」は、
「あなたは算数のドリルが、まだ残っているわよ!」
と、教えてくれている、
「夏休み最終日のお母ちゃん」なんです。
でも、悲しいかな、人生の宿題は、
「しかたないなぁ、じゃ、やらなくていいよ」
とは、言ってくれません。
お母ちゃんが、許してくれても、
次は、お父ちゃんが、出てくるかもしれないし、
先生が、来るかもしれないし、
お姉ちゃんかもしれないし、
隣のおっちゃんがくるかもしれない(笑)
(これは、嫌だ)。
宿題やるまで、きます...。
会社だったら、上司や部下、
主婦の人だったら、夫や子ども、姑小姑、
学生は、親や先生、
経営者の人は、部下やクレーム、
経営の悩みなど...
そのようなものを通じて、自分の
「やっていない宿題」に、
気付かされます。
苦手な人、嫌な人や、出来事に
対したときに、
「思うように対処できない自分」を
見ること、
「本当は、そうしたいのに、
できないのか?」を、知ることで、
「どういうことが、言えないのか?」
「何が、イヤなのか? どうして
そんなに、イヤなのか?」
そこに、自分のやり残した
「宿題」が、見えて来るのです。
この機会に、じっくり宿題を
やってみませんか...?
備考:この内容は、
2011-2-2
発行:中経出版
著者:心屋仁之助
「人間関係が”しんどい!”と
思ったら読む本」
より紹介しました。
(編集後記)
あの~、筆者のパソコンが、
暑気型のため、ソフトウエア、
セキュリティがついていけず、
画像が、ふて季節な点、
謹んで、お詫びします。
きゃは!
ぜったい
うそでしょ!