ZRX1100 迫力と軽快さの両立... | Q太郎のブログ

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感謝の声続々! zrx1100 manager-watches.com

 

 

 

新世代のカワサキビッグネイキッド...

 

 

 

 

 デビューまもなくの'97年2月号、

 

'98年10月号に続き、ZRX1100には、

 

これで3度目の試乗となる。

 

 

 

 

 押し出しのあるフォルムとバイクらしい迫力は

 

今も人気で、しかも発売まもなく

 

追加されたライムグリーンカラー車も

 

登場も後押ししてか、ZRXは大排気量

 

クラスで、2年近く上位の売り上げを

 

記録しているモデルだ。

 

 

 

 

 大きくはないが、、ボリューム感は

 

十分、ふと目のマフラーやタンク、

 

更には角張ったフォルムに、よってそんな

 

印象がもたらされ、リッター

 

ネイキッドだという存在感を際立たせて

 

いる。

 

 

 

 

 しかし、サイドスタンドからの

 

引き起こしも、押し歩きの際も

 

同種ライバル機種よりかなり軽い。

 

 

 

 

 それは、またがった印象も同様で、身長

 

173cmでは、両足カカトが若干浮く程度だが、

 

不安は無いレベルだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今も光る、追求されたビッグネイキッドの醍醐味/ZRX1100 | 試乗 ...

 

 

 

 エンジンは、現行GPZ1100をベース

 

とする1052cc水冷4バルブDOHC

 

4気筒で、これを中低速重視に振り、

 

シフトを5足化したものだ。

 

 

 

 

 カムギヤ音を残し、トップ2500rpm付近から

 

でも、グワッと加速する低速トルクの

 

厚さは、街なかを流すときにも扱い

 

やすい。

 

 

 

 

 そしてトップ3700rpm≒100km/h、

 

4600rpm≒120km/hと上昇する

 

エンジンは、基本的にどの回転域でも、

 

目の覚めるレベルの加速を引き出す。

 

 

 

 

 特に5000rpm付近から上の回転で、

 

さらにシャープさを、増し、前輪荷重を

 

軽くしながら、鋭く速度上昇していく

 

エンジン特性は、これぞカワサキ

 

マルチといった野性味が味わえる、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カワサキ ZRX1100 by しゃぼん玉本店【プロフェッショナル ...

 

 

 

 また、リッターネイキッドの中で

 

とりわけ軽快な、ハンドリングは、

 

タイトなワインディングでの切り返し

 

などで際立ち、重量車を感じさせない

 

部分...。

 

 

 

 

 これは、車体のジオメトリー

 

などにも関係すると思うが、引き締まった

 

サスペンションに恩恵、ある

 

だろう。

 

 

 

 

 だが、中低速のワインディング

 

では、標準サスセッティング

 

だと、凸凹通過で弾かれるため、固めに

 

思える。これが、しっとりしたハンド

 

リングに馴染んだ、向きには不安な

 

挙動にも思えるだろう...。

 

 

 

 

 そのため、

 

初期作動部分の沈み込みを、もう少し

 

柔らかめに吸収して欲しいと試乗

 

する際には、いつも感じるのだが、これが、

 

ZRXの大きな特徴とも言えて、難しい

 

ところ。

 

 

 

 

 コンディションのよい

 

路面では、気持ちよくコーナートレース

 

できるのはいうまでもないが、

 

もし、ZRXが愛車になったら、手始めに

 

サスをいじってみると思う...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NK1:チーム38・ZRX1100(1998)/鈴鹿8耐ネイキッドの代表格 ...

 

 

 

 大きくてボリュームがありながら、

 

走り出すと、とっても素直。そんな

 

くくり方で一緒くたにされて

 

しまいな、ビッグネイキッドだが、

 

その実は、各車個性的なことは、これまで

 

本誌で何度でも語られていること。

 

そしてZRXは、なかでもとりわけ、軽快感が

 

味わえるモデル。

 

 

 

 

 それまで、私のイメージのなかで、

 

カワサキ=機敏ではないが、猪突猛進

 

タイプ、のイメージが強かったのだが、

 

ZRXの登場によって、それが、

 

覆された感じがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ZRXも、カワサキの看板

 

モデルになった今、そろそろそんな

 

イメージも修正の必要がありそうだ。

 

 

 

 なお、2年前に試乗した際、高速で

 

風などの外乱に影響されやすいと

 

感じたミニカウルは、今回は問題ナシ、

 

ひょっとすると、見えない改良が

 

あったのかもしれない...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

平成11-6-15

発行:八重洲出版

「MOTOR CICLIST」

より紹介しました。